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HornettutorialへT-002 Airstrip Landing

Mission ID: #T-002 "Airstrip Landing" 着陸
Loc: Barber s Point N.A.S. Oahu, Hawaii.
Time: 13:00
Cond: Clear
Dest: None
Notes: In this mission, you begin in the air, lined up with the runway. Use your ILS and AOA indexer during approach.


やってみよう:
 よう、俺が着陸を担当するチャックだ。少佐と呼べ!
 今回は滑走路への着陸だ。着陸は飛行機の操縦の中でももっとも難しい。MicroSoft Flight Simulatorをやったことがあれば比較的簡単だ。MSFSと違うのは、低速での機体の運動性能だ。Hornetはセスナに比べて格段に機体が重いぜ。スロットルを押しても機敏に反応してくれない。進入は低空で行ない、浅い進入角度をとることを覚えれば問題はない。
 ミッションを始めると滑走路の手前4ノーチカルマイルの4,000フィート上空にいる。滑走路とは一直線になっている。
 まず自機の状態を把握しろ。高度は? スピードは? フラップ、車輪、フックなどの状態は? モタモタするな! 滑走路は目の前なんだぞ。
 まず機体を安定させるために「F」でフラップを出す。フラップは低速でも必要十分な揚力を生み出してくれる舵翼だ。半面、空気抵抗が増えてスピードが落ちる。
 対気スピードをもう一度確認しろ。200ノット以上ならスロットルを絞ってスピードを落とせ。一気に落としたければ「スペース」バーでエアブレーキをかける。バカ、落としすぎだ。一度落ちたスピードの回復には時間がかかるんだ。注意しろ! バカ、あげすぎだ。なにぃ、マニュアルでは76%のスロットルが推奨されていますだと! ふざけるな、今のスピードが重要なんだ。死にたくなければスロットルの%より対気スピードに注意しろ!
 200ノット以下なら「G」でギアを降ろせ。GERAのランプはちゃんとついたか?
 ギアが降りるとHUDに「W」のマークが現われる。「Mission ID: #T-001 "Takeoff and Flight" 離陸とフライト」の教官が説明したウオーターマークだ。これはベロシティベクトルが機体の進む方向を表わすのに対して、実際の機首角度を示す。
 ギアを降ろすとHUDに降下速度を示す数字も現われる。高度計の下を見てみろ。これがマイナスなら降下しているし、プラスなら上昇してるわけだ。
 今回は地面に着陸するのでフックは降ろさない。これは着艦するときに使う。

ILSを使った着陸

 「L」キーでILSのスイッチを入れろ。HUDに縦と横の棒が現われるはずだ。滑走路の延長線上の空域に機体があれば縦棒はHUDの真ん中にくる。左右にずれているなら滑走路からはずれているぞ。
 横棒は、glide slope deviationor滑走傾斜路計/GSDだ。グライドスロープというのは着陸するときの理想的な飛行経路のことだ。横棒がWのウオーターマークに重なっていれば、機体はグライドスロープに載っている。
 縦棒で左右の調整、横棒で上下の調整をするわけだ。縦棒の調整は簡単だ。それほど神経を使う必要はない。難しいのは横棒の調整だ。
 ILSでコースの調節をするのに対し、AOAIはスピードの調節をするための計器だ。HUDの左に縦に並んだランプがある。真ん中の丸いランプが点いている時、機体のスピードはちょうどいい。上のランプがつくと早すぎ、下のランプがつくと遅すぎる。
 ILSとAOAIの二つの計器で着陸する。まずWマークを滑走路の手前にあわせ、このマークに横棒をあわせる。それからAOAIでスピードを調節する。わかったな。
 通常、翼の角度が大きければ(機首を上に向ければ)揚力が増すが、翼の角度が大きすぎると翼の表面から気流が剥がれ、失速をおこす。着陸するときに機首角度を示すWと機体が進んでいる方向を示しているベロシティベクトル┻がズレているのに注意しろ。機首を上に向けても直ちに機体が上昇するわけじゃねぇ。特にスピードを落としているときには、ズレは大きくなる。着陸の終わりの頃には、翼の角度を大きくとって機首を上向けてもベロシティベクトルは0より下に来る。わかるな!
┌───────────────┐
│365   000   005│
│       ∧       │
│   5── │ ──5   │
│[数]────W────[数]│
│       │       │
│   0── │ ──0   │
│ 1M    ┻     0 │
│ 0G    │       │
│   −5─ │ ─−5   │
│       │       │
│       │       │

 肝心なのはベロシティベクトルの方だ。これが実際に機体が向かっている方向だ。ILSの横棒に合わせきれなかったら、ベロシティベクトルを滑走路のこちらはしに合わせるようにしろ。これで順調に滑走路に接近しているぞ。
 ほらぁ、スピードと高度に注意。AOAIにあまり神経質になるな。対気スピードがだいたい150から170ノットの範囲にあればいい。


 着陸ってのは、実はコントロールされた失速のことだ。飛行機は四つの力で飛んでいる。翼によって生み出される揚力は機体を上、正確には翼面に対して90度の方向に引っ張っている。二つ目は推力で、これがないと翼は揚力を生み出すことができない。三つ目が重力で四つ目は抗力(空気抵抗)だ。推力で翼面に揚力が生まれ、重力に逆らって機体は宙に浮く。スピードが落ちれば揚力も落ち、次第に重力が勝って機体は降下する。揚力が重力より劣ってしまうほどスピードが落ちると、これを失速というわけだ。こうなると機体はコントロールを失って落ちるしかなくなる。
 アプローチとは重力と揚力を均衡させながら滑走路に近づくことなのだ。スピードを落とし、エンジンスロットルをあけたり絞ったりすると機体は上昇したり下降したりする。また、機首の角度によっても上昇・下降の具合は異なってくる。
 通常、滑走路に接近する場合は機首角度を上げ下げすることでスピードをコントロールするが、着陸寸前のファイナルアプローチ段階でこれをやってはイカン。なぜならおまえの機体は失速寸前であり、下手に機首をあげるとたちまち墜落することになるからだ。もしも機体が希望する高度より下回りそうだったら、スロットルをあけて推力を増してやらなくてはならん。
 フラップで揚力を増して低速で滑走路に近づく。滑走路の上空4、5メートル(10-15フィート)になったらスロットルをすべて閉じる。だが、これだけじゃあまだ慣性があるので失速しない。次に機首を引き上げて翼に当たる空気抵抗を増やしてやる。スピードが落ちて機体は失速をおこす。するとめでたく滑走路にいるというわけだ。滑走路上にきたらスロットルを絞ることと、直前に機首を引き上げること、この二つを忘れるなよ。ただし、着陸時の機首角度は5度から13度の間だ。
 坊ちゃん嬢ちゃんはILSに従っていればいい。ちゃんと安全な角度で着陸できる。
 滑走路に機体が降りたら機体が跳ね上がらないようにすかさず操縦桿を向こうに押せ。同時に「スペースバー」でブレーキをかけろ。スピードが0になるまでそのままだ。「スペースバー」は、機体が空中にあるときにはエアブレーキを作動させ、機体が地面にあるときには車輪にブレーキをかける。機体が停止したら最後に「-」キーでエンジンを切るんだ。そこまでキッチリやらんと終了チェックにサインしないからな。


 よく判りませんだぁ? いいか、オレ様が特別にざっとおさらいしてやる。耳かっぽじってよく聞いとけ、このボケ!
 スピードと高度、機体の状態をチェック。フラップを降ろしてスロットルを絞る。スピードが200ノット以下なのを確認してギアをダウン。ILSのスイッチを入れる。トレーニングでは4000メートルの高度にいるので横棒はHUDの下に張り付いている。
 Wマークを滑走路に合わせて、スピードに注意しながら降下を開始しろ。かなり急角度でもいいぞ。スピードは一度車輪を出したら200ノット以上にあげるなよ。車輪が壊れる。必要ならエアブレーキも使え。
 縦棒が少々中心からずれても気にするな。Wが滑走路に重なっていればO.K.だ。
 ちょっとたつと横棒がHUDを競りあがってくる。横棒がWと重なるまで降下を続けろ。一度Wが横棒と重なったら、機首をあげてそのまま合わせ続けろ。ただし、ピッタリ合わせることにあまりに神経質になると、機体はガタガタ上下することになる。そうなってみろ、AOAIのランプもクルクル変わっちまう。Wを横棒に合わせる時にはできるだけじわじわと操縦桿を操作するんだ。Wが横棒の下に行ってもあわてるな。そのままの姿勢で降下を続ければ今度は横棒の方が下がって勝手にWに近づいてくれる。
 そのままWと横棒を合わせ続ければ自動的に滑走路に着陸できる。着陸するときにはベロシティベクトルがどの位置にあるかにも注意しろ。着陸直前にスロットルをアイドルにすることと、機首を5から13度の間にあげること。タッチダウンしたらスティックを前に押してブレーキだ。停止したらエンジンを切る。
 やってみろ。

 ちゃんと降りられたか? ダメだったヤツぁ、やり直しだ。
 できたヤツぁはILSなしの着陸だ。頼れるのは対気スピードと降下スピード、ベロシティベクトルだけだぞ。それができるようになれば着艦も問題ない。
 文句を言うな! さっさと行くんだ!

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