今月の喜多嶋隆

本を一冊どういう風に読むか?
そんなことは考えたこともなかった、他の喜多嶋隆ファンのサイトを
訪れるまでは...
多くの人は一冊の本を、数時間で一気に、読んでしまうらしい事を
初めて知った。
集中して、一気に読んでしまいたいという気持ちもある。
でも、何故かできないのだ。
「もったいない」
そう思ってしまうのだ。
短い文章で端的に、言いたいことが、全て表現されている。
そんな物語だからこそ、言葉のリズムを楽しみながら、
一語一語味わうように、ゆっくりと読みたいのだ。
余白に書き込まれていることをじっくりと味わいたいのだ。
たった数語にこめられている気持ちを感じ取りたいのだ。
そこから広がる景色を想像して、あたかも自分がその場所に
いるかのように...
要するに、好きなおかずは最後までとっておいて
じっくりと味わう。それと同じだと思う。
実際に、好きなおかずは一番最後に食べる。
そんなわけで、新刊が出て、巷で感想が述べられている頃、
まだ半分も読んでいないなんてことは、ざらなのだ。
次の本が出るまでに読めばいい。その位の気持ちでいる。
このサイトを立ち上げたのをきっかけに、月に1冊くらいのペースで
まっさらな気持ちで、何度も何度も読んできた本をもう一度読んで、
気が向いたら感想とか気に入った一言とかを書こうかなと。
気が向かなかったら、どうするか?それはまだ考えていない。(苦笑)
プロローグ 喜多嶋隆の本を読むために
4〜5月はスタートの月ということで、”喜多嶋隆の本を読むために”
というのを書いてみました。
1. ”南十字星ホテルにて” 〜 7月 ![]()