バイク・カタログ

ヤマハ
DT125・DT250


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DT125HT90に乗っていたこともあり、欲しかったバイクです。ただし、このカタログにある79年型シルバーが良かった。前年の78年からこの形になり、モノクロス・サスや6速ミッションになるのですがカラーリングがイマイチ。
そして81年型もカラーリングが変わってしまい、キャブや点火系も変わったのはいいが、わたくしなどの手の出せない感じとなって、その頃は馴染めない感じにに思えたのでした。(改良されたのだから、今ならそうは思わないのでしょうが)
そして既にホンダXL125S(1978)が発売されCDI点火と長いストロークのサスで人気を得ていましたので、当然のように1982年エンジンを水冷にしてモトクロッサー・レプリカのようになってしまうのでした。

私の好きな79年型DT125は、大き過ぎない、足もつき易い、軽い車体で取り回しが楽、扱い易いパワー、オフ車の良さで洗車やメンテナンスがし易い、という普段乗りのバイクなのです。
知り合いの大工さんが乗っていて、大工道具をリヤシートに結わいて普請場へ通っていました。80年代頃まではバイクは生活の道具として、そんな使われ方が多くみられました。

さて、ヤマハは、HT90の1970年代前半の頃、DTというのはトレール車の呼称のうち250tのことでした。
90tがHT、125tはAT、175tがCT、250tがDT、360がRTという具合で、50tのトレールは1968年まではオンロード車にアップハンドルがついただけみたいなF-5CがF5-DCになり、70年にミニトレの元祖「ヤマハミニFT50」が発売され、72年ヤマハトレールMR50とヤマハミニGT50が誕生しました。
そして1974年、125tも90tもDTとなって、DTシリーズということになったのでした。因みにこの1974年のDT125の輸出モデルはセル付でした。
最初の本格的オフロード・マシン、“ヤマハトレール250 DT-1”(1968)は1971年に“ヤマハトレールDT250”と改名。



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