A SHOT IN THE DARK
暗闇でドッキリ


1964年:アメリカ映画
監督:ブレイク・エドワーズ、音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:ピーター・サラーズ、エルケ・ソマー、ハーバート・ロム
これは試写会で配られたパンフです。「ピンクの豹(#283)」で大活躍?の“クルーゾー警部”ものとしては2作目の作品ですが、“ピンク・パンサー”という宝石とはなんの関係もない話なので、次の「The Return of the Pink Panther」が「ピンクパンサー2(#10101)」になるのでした。最近では「オースチン・パワーズ(#12393)」などが“オバカ映画”などといわれていますが、オバカの度合いのケタが違うというか、こんなにちゃんとした人がオバカだなんて、もう信じられないほどのオバカですねぇ。しかも細かいオバカの積みかさねが(本人は気がつかないうちに)大きな結果を生んでしまい、またそれで降格されたりするのですが、本人はまったく動ぜず、いつも紳士でヒーローであり続けるのでした。ピーター・セラーズはエライ。
可哀想なのはクルーゾーを部下に持つ署長のドレフェス(ハーバート・ロム)で、いらいらが昂じて部下の暗殺を夢見るようになり、数作をへてクルーゾー暗殺を目的に世界征服を目論むにいたるのでした。



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