NEW HONDA N360 |
B360が私の最初のツーリング・カーでしたが、マイカーとしてはじめて購入したのが、ホンダN360T/Sタイプでした。 Tはツイン・キャブのTで、シングル・キャブが圧縮比8.5、プラグB-7ES、31ps/8500rpm、3.0s-m/5500rpm、対してTは圧縮比9.0、プラグB-8ES、36ps/9000rpm、3.2s-m/7000rpmというレーシング・エンジンのようなモノでした。8番手のプラグと7000回転が最高トルク!。でも機嫌よく東名高速を走っていて8番のプラグを溶かしたことがありましたので、ツーリングなどに行くときはエンジンが冷えているとき8番のプラグで始動して、しばらく走って十分暖まった頃9番に換えるという、まァ2気筒なので簡単なのですが、気分はレーシング・マシンなのでした。 Sタイプは、通常Nではシフト・レバーがダッシュ板のすぐ下にリンケージの支点があるのですが(2001年末に出た2代目シビック・タイプRを見るとやはりダッシュ板とコンソールBOXの間から生えているように見えますが、Nを思い出します。これは、これで使い易いのですが。)Sタイプは支点が床近くにあって、フロア・シフトといえるのでした。(カタログ写真、3枚目) 登録は1969年4月12日 それまで、メインに乗っていたB360に比べると、同じ360tというのがウソのようなクルマでした。 フロント・グリルの赤い地のエンブレムは恥ずかしいので赤い部分を黒く塗って、メーターの周りのメッキのリングは(ユーノス・ロードスターもやはりメッキのリングが付いていましたね)目に邪魔なのでやすりで丁寧に落としてMy N360が誕生したのでした。 (つづく) |
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