一九絵手紙ギャラリー
2004.7月 「 花 火 」


江戸の花火商の元祖は鍵屋。
玉屋は鍵屋からの のれん分けであるが玉屋は自火をだして おとりつぶしになった。
その同情が狂歌に残されている。

また「鍵屋ァ」より「玉屋ァ」の方が舌のまわりが合う。つまりは掛声として
言いやすかったこともある。

またまた、鍵屋は武士にひいきが多かったため武士をきらう江戸ッ子は 玉屋をひいきにしたとも言われている。

とにかく 花火の掛声は今の世も
「たぁまやぁーっ」

今回は墨の部分で1時間もかかりました。


アップルTOPへ

一九のトップへ