モーツアルトのCD |
CD購入の参考になるか、ならないかは、それぞれ好き好きですからわかりませんが。 自分用のデータ・ベースにもなるのでまとめてみました。 ◇ 私の好きなクラシックの演奏(モーツァルトだけでは有りません)は、いかに緊張感をもって音楽が美しく流れてゆくか、ということなのです。イージーリスニングにならずにロックにも負けない充実した緊張感、突き刺さるほど尖がった美しさ、ヘンな装飾を着けないピュアなサウンド。そんなわけでジョージ・セルやウィルヘルム・フルトヴェングラーやブルーノ・ワルターなどが好きなのです。 【録音】セルやワルター、グールドなどお気に入りの人以外は、やはり録音の良し悪しも決め手です。私のステレオは安物ですが、それで評価しているので、雑誌などの評価とは異なるかも知れません。高級ステレオをお持ちの方は参考になさらずに願います。 |
モーツァルトの年譜・作品表は ピアノ・コンチェルトと対比したほうが見やすいので モーツァルト・ピアノ・コンチェルト に掲載しています。(まもなくします) |
品番 | CD名 | 録音 |
シンフォニー | (DID)=デジタル録音 | |
230E 51016 | 交響曲 第25番 ト短調 K.183 交響曲 第29番 イ長調 K.201 交響曲 第40番 ト短調 K.550 イシュトヴァン・ケルテス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 音質も良いし、演奏はウィーン・フィル。どなたも満足出来るのでは。 |
1972.11 |
426-973-2 PHILIPS |
Symphony No.21 in A, K.134 Symphony No.22 in C, K.162 Symphony No.23 in D, K.181 Symphony No.24 in B flat, K.182 Symphony No.25 in G minor, K.183 ROYAL CONCERTGEBOUW ORCHESTRA , AMSTERDAM JOSEF KRIPS 全体に軽やか、なおかつデリケートで鋭い。早いテンポで揺れ動く25番。モーツァルトらしいなぁと思う。デリケートなところでは、感情や天才の狂気というようなところも聞こえる気がする。青春。音質も良く、明快で鋭い。カーステレオで聞いても良い音に聞こえる。ワルターのCDを持っていたとしても、このCDも必須。たくさん入っているのでオススメ。 |
K.134,182 1973.9 K.162,181,183 1973.6 |
POCL-2524 | 交響曲 第25番 ト短調 K.183(K.173dB) 交響曲 第29番 イ長調 K.201(K.186a) 交響曲 第31番 ニ長調 K.297(K.300a)「パリ」 エンシェント室内管弦楽団 指揮: ヤープ・シュレーダー(コンサート・マスター) クリストファー・ホグウッド(コンティヌオ) クリップス盤ほど鋭くない演奏。音質は演奏と合って爽やかで美しい。ひょっとすると25番の中では、音質はいちばん良いかも。 一般的には、このCDがお薦めか。それぞれ収録の組み合わせが異なるので選ぶのは難しいデス。 |
1979 1981 1982 (DIG) |
TOCE−13201 | 交響曲 第25番 ト短調 K.183(K.173dB) 交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団 清潔感のある美しい音質と演奏。 |
K.183:1956.7 K.504:1962.3 K.543:1962.3 |
FOOG-27052 | 交響曲 第25番 ト短調 K.183(K.173dB) 交響曲 第29番 イ長調 K.201(K.186a) 交響曲 第31番 ニ長調 K.297(K.300a)「パリ」 ジェイムズ・レヴァイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 この25番はこれまでと違うアプローチで演奏しています。アクセントというよりイントネイションが違う感じ。言葉が訛っている感じで私にはいただけない。たくさん聞いていて、めずらしいのが聞きたければどうぞ。普通にはお薦めできません。(実はオットー・クレンペラーと同じアプローチだと思うのですが、演奏がヤワなために軽薄に聞こえてしまうのでしょう) |
1985.6 1986.6 |
WPCC-3731 | 交響曲 第29番 イ長調 K.201(K.186a) 交響曲 第33番 変ロ長調 K.319 交響曲 第25番 ト短調 K.183 トン・コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団 古楽器のアンサンブルで新鮮にきかせる。どの曲も面白いがレバイン盤のような違和感はない。むしろ、ときどき花柄のような感じのする可愛らしさがあり、女性は気に入るかも。29番も新鮮で素晴らしい。 録音はとても良い感じがするが、鋭い高音に耳障りな感じもある?。エコーがかかっていて、ヴァイオリンなどはとてもきれいなのだが?。CDはドイツ・エラート原版なので(エラートというレーベルはLP時代、録音の良い盤と定評が有った)、音の耳障りな感じは私のスピーカーが安物のせいかも知れません。 |
(29,33) 1987.8アムステルダム (25) 1988.11ハールレム |
TOCE−13002 | 交響曲 第29番 イ長調 K.201(K.186a) 交響曲 第31番 ニ長調 K.297(K.300a)「パリ」 交響曲 第36番 ハ長調 K.425「リンツ」 オットー・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 K.201 フィルハーモニア管弦楽団 K.297、K.425 演奏は清潔。音質はステレオ録音だが爽快感のあり良い。 |
K.201:1965.9 K.297:1963.10 K.425:1956.7 |
KICC-8102 | 交響曲 第25番 ト短調 K.183 交響曲 第40番 ト短調 K.550 ベンジャミン・ブリテン指揮 イギリス室内管弦楽団 ブリテンの指揮と言うことで聴きたくなって買いました。音質は悪くなく、演奏はケルテス風なのですが、音楽の流れの速さが変わってしまうところが有り、わたしとしてはズッコケてしまうのでした。 |
K.183:1971.2 K.550:1968.5 |
FOOG-27070 | 交響曲 第38番 ニ長調 K.504《プラハ》 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 オペラ風の38番はウィーン・フィルで雰囲気たっぷり。39番はワルターほどのあでやかさはないけど落ち着いた雰囲気。悪くはないけど。つまらないと言う感じも。 録音はライブでも良い音質。 バーンスタイン・ファンでなければ39番から41番のCDならば、艶のある美しいサウンドで鋭いが柔らかく流れるワルターのステレオ盤が、通常よろしいのでは。 |
K.504:1985.10 K.543:1981.10 ライブ (DIG) |
POCG-1250 | 交響曲 第38番 ニ長調 K..504《プラハ》 交響曲 第39番 変ホ長調K..543 ジェイムズ・レバイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 このCDの良いところはオーケストラの配置で第一バイオリン、第二バイオリンを左右に分けたことです(昔は皆そうでしたがいつの頃からか第一、第二を重ねるように配置するようになりました。録音の都合でしょうか)。このために第39番の1楽章冒頭のバイオリンが滑り落ちるような下降音階は左に右にと美しく奏でられることになるのです。録音も良いし。 あとはレバインですから演奏のほうは古いモーツァルト・ファンには「チョット・イマイチ」といったところでしょうか。 |
1986.12 (DIG) |
TOCE−13003 | 交響曲 第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団 清潔感のある美しい音質と演奏。爽やかで美しいモーツアルトですがサー・クリフォード・カーゾンのP.Con20(K.466)と似て明るい(健全な)感じがしてしまうこと。音楽の流れが美しいという点で私的にワルター盤に軍配。 |
K.385:1960.10 K.550:1956.7 K.551:1962.3 |
BVCC−5191 | 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 トスカニーニは40番以外はお好きでなかったとのことで、39番は早く終わらせたかったご様子です。かといって40番も情感豊かにやるわけではありません。 音質は音が詰まる箇所、幾つかあり、悪い。 中では41番が音質も含めて良い様に思うが。マニア向け。 |
K.543:1948.3.6 (放送録音) K.550:1938.2.27 K.551:1945.6.22 |
POCG-9664 | 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》 カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベームとベルリンのCDなので買いましたが、戻るところは戻るという、わりと当たり前の演奏でした。 サウンドもベルリン・フィルらしい音質はLP時代に比べ、感じません。ワルターのステレオ盤を薦めます。 |
K.550:1961.12 K.551:1962.3 ベルリン |
WPCC-5313 | 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第25番 ト短調 K.183(K.173dB) ニコラウス・アーノンクール指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 昔風の速いスピードでぐんぐんやる40番第1楽章、25番も昔風。ライナー・ノートには新しいことをやっているように書いてあるが、素人の私にはよくわかりません。明快なリズムと音を置くような演奏は録音の良いトスカニーニのよう?。 |
1983.6 (DIG) |
COCO-75516 | 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 ドレスデン・シュターツカペレ (ドレスデン国立歌劇場管弦楽団) とても自然に音楽が流れるところが良いところか。ギュンター・ヴァントさんよりゆったりしている感じがする。(40番) デンオンPCMによるデジタル録音だが、今や他のデジタル録音に比べ特に良いということはなくなった。 |
1981.8.14-18 (DIG) |
454-136-2 | Symphony No.40 in G minor , KV550 Symphony No.41 in C , KV551 "Jupiter" Orchestra of the 18th Century Frans Bruggen 硬い石で出来た建造物のような41番。 独フィリップスのデジタル録音で音質はすごくいい。(フィリップスはオランダの会社だが、このCDのレーベルはドイツ・フィリップス) ブリュッヘンさんは店長が若かりし頃、神田神保町の岩波ホールで裏方のアルバイトをしていた時に間近に接近遭遇したことがあります。当時はリコーダーのナンバーワン奏者として有名で、来日した折に日本の学生にアドバイスをする催し物でした。そのとき学生が吹いたリコーダーを「チョット貸して。こんな風に吹いたら」といってブリュッヘンさんが吹いたら、学生とはまったく違う音が出て、会場から驚きとため息が湧き上がりました。凄いことです。 |
1985 1987 (DIG) |
HS-2088 | 交響曲 第40番 ト短調 K.550 ハイドン交響曲第94番「驚愕」 ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 速くても、速さの中に情熱や強い意志をこめられるのが、フルトヴェングラーです。2楽章以下を聴けばトスカニーニさとの違いがわかります。 擬似ステレオの効果は大きく、CDでも聞きやすい音質になっていますが、良いと言うほどでも有りません。 |
1948.12 1951.1 擬似ステレオ |
BVCC-702 | 交響曲 第40番 ト短調 K.550 チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調 ギュンター・ヴァント指揮 北ドイツ放送交響楽団 ギュンター・ヴァントさんと言うのは聞いたことのない名前ででしたがブロムシュテット盤に比べても、より自然に音楽が流れ、各楽章のテンポも良くて、次の楽章が生きるような感じで、とても気に入りました。 録音もライブということですが、とてもクリアな良い音質です。 チャイコフスキーはあまり聴かないので、よくわかりません。 |
1994.3.6-8 ハンブルグ、ムジークハレでのライブ (DIG) |
22DC-5577 | 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》 ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団 レコード雑誌でオススメの一枚だったので買いました。「端正な暖かさに溢れています」と書いてあるのですが、聴きますと確かにクセのない演奏で、さらに尖ったところを削って聴き易くした。という感じでした。 デジタル録音は素晴らしく美しい弦の高音と厚い低音。モーツアルトファンでないクラシック音楽ファンには良いのかも知れません。 ただしモーツァルト・ファンで「モーツァルトはイージーリスニングではないよ」という人にとってはダメです。聞いているうちイライラして来るでしょう。 モーツァルトなのに心が騒がない、あるいは乱されないという演奏はダメですね。まして「ト短調」なのですから。 このCDを聞いたあと我慢できなくなって「ジョージ・セル盤」を聴きました。普段は疲れるので、つい「ワルター盤」を聴いちゃうのですが、こんな時には、「セル盤」でキレイに洗い流すのでした。 |
1980.10.17-18 1980.6.8 (DIG) |
ブルーノ・ワルター ワルターのモーツァルトは定番なので分けました。 わたくしもワルターのモーツァルトは他に代えがたいと思います。 |
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SRCR-1568 | モーツァルト 交響曲 第25番 ト短調 K.183 交響曲 第28番 ハ長調 K.200 交響曲 第29番 イ長調 K.201 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団 ニューヨーク・フィルハーモニック(k.385) モノラル盤だがスタジオ録音のため、ノイズは少ない。音質は古いが悪くない。十分に美しいと実感できる。3種類の25番はどれも同じような演奏ですし、28番も入っているのでCDとしては、これがBestでしょう。 |
1954.12.10 1954.12.03 1954.12.29 1953.01.16 モノラル |
KICC-2072 | モーツァルト 交響曲 第25番 ト短調 K.183 交響曲 第29番 イ長調 K.201 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 ブルーノ・ワルター(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 25番のMyBest。ライブ録音だが、聴きにくくない。音の良さならクリップス盤だが、ワルターの方が速く、より青春。 とは言うものの、やはりクリップス盤の音の良さとは比べられない。中音域は抜けてるし、低域はこもる。 好きなのにお薦めできない。残念。LPの頃はこれでも良かったのに。 音質でいえばオットー・クレンベラー盤もステレオ録音なのに悪くない。爽やかな高音、豊かな低音(豊かだが高音に比べ明瞭度がイマイチ。昔のハイファイ風、ラジカセ、カー・ステレオで以外に良い)。 |
1956.3.11 1956.3.04 1953.1.04 モノラル (ライブ) |
25DC-5196 | モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第25番 ト短調 K.183 ブルーノ・ワルター(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 40番の方が古い録音なのに、ノイズが少ない感じ。低域がこもる。 |
1952.5.18 1956.7.26 モノラル (ライブ) |
SRCR-8773 | 交響曲 第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団 |
1960.2.26 1960.2.20 ステレオ |
SRCR-8774 | 交響曲 第36番 ハ長調 K.425「リンツ」 交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラーハ」 ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団 |
1960.2.28 1959.12.2 ステレオ |
SRCR-8775 CCD-1001 |
モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 K.550 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団 |
1959.1.13 1960.2.25 ステレオ |
SMK64477 | Symphony No.39 in E-flat major , K.543 Symphony No.40 in G minor , K.550 Symphony No.41 in C major, K.551 "Jupiter" New York Philharmonic BRUNO WALTER 輸入盤ですが、1788年作曲の3曲が一枚に入ってお得。 とうだけでなく、他に換えがたい53年録音の40番が入っています。ただし、その昔マニアックな人が言い出してチョット有名なルフト・パウゼも音楽は自然に流れるので、知らなければ、もともとそういうものだと思って分からないのでは。指揮者は皆勝手にいろいろやるものですから、スコアを見てても言われなきゃ気にしないものですが、知ってしまうと気になって...。人に自慢したくなるし...。 39番は勢いがすごいですし、緩急自在の音楽です。 ただし、一般的にはステレオ盤が音質や艶のある音色、柔らかく広がる演奏などでお薦めでしょう。 |
1953.12.21 1953.2.23 1956.3.5 モノラル |
22DC-5578 |
交響曲 第40番 ト短調 K.550 アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525 「劇場支配人」序曲 K.486 「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588 「フィガロの結婚」序曲 K.492 「魔笛」序曲 K.620 フリーメイソンの葬送音楽 K.477 ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団 |
1959.1 1958.12 1961.3 |
協奏曲 | ||
SRCR-8924 | モーツァルト ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 グレン・グールド(ピアノ) ワルター・ジュスキント指揮CBC交響楽団 ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330 幻想曲とフーガ ハ長調 K.394 ハイドン ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 グレン・グールド(ピアノ) |
1961.1.17 (P.con24) 1958.1.7-10 |
412-250-2 | ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 アルテュール・グリュミオー(Vn) サー・コリン・デイヴィス/ロンドン交響楽団 この曲はLP時代からグリュミオー以外の演奏は考えられません。 |
1961.11.27-29 ロンドン |
POCG-1164 | 協奏交響曲 変ホ長調 K.364 ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207 ギドン・クレメール(Vn) キム・カシュカシャン(Vla) ニコラス・アーノンクール指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
1983.10 |
MVCW-19009 | クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191 レオポルト・ウラッハ(cl) カール・エールベルガー(bassoon) アルトゥール・ロジンスキ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 |
1954 |
FOOL-23107 | フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 ウェルナー・トリップ(fl) フーベルト・イエリネク(hp) アルフレート・プリンツ(cl) カール・ミュンヒンガー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 両曲ともLP時代の定番ではないでしょうか。 |
1962.9 |
429-816-2 | Konzert fur Klarinette und Orchester A-dur kv622 Konzert fur Oboe und Orchester C-dur kv314 Konzert fur Fagott und Orchester Bdur kv191 Alflrd Prinz (Klarinette) Gerhard Turetschek (Oboe) Dietmar Zeman (Fagott) Wiener Philharmoniker KARL BOHM |
1974 1975(kv314) |
POCL-2507 | クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 アントニー・ペイ(バセット・クラリネット) ミシェル・ピゲ(オーボエ) クリストファー・ホグウッド指揮 エンシェント室内管弦楽団 |
1984.8-9 |
室内楽・管弦楽 | ||
SRCR-8738 | ディヴェルティメント第1番 ニ長調 K.136 ディヴェルティメント第2番 変ロ長調 K.137 ディヴェルティメント第3番 ヘ長調 K.138 ドイツ舞曲 6つのドイツ舞曲 K.600 4つのドイツ舞曲 K.602 3つのドイツ舞曲 K.605 ヨーゼフ・ランナー ワルツ「モーツアルト党」 アンサンブル・ウィーン カルテットと言うと普通はヴァイオリン2丁とヴィオラ、チェロの組み合わせでしょうが、このアンサンブル・ウィーンはチェロの代わりにコントラバスを組み合わせたのが特徴です。 CDの音質は良く、さすがにコントラバスの低音はゆったりとして良い雰囲気だと思います。わたしの小さいスピーカーでは下品にも聞こえません。 |
1991.3.17-20 |
KICC-8120 | ディヴェルティメント ニ長調 K.136 ディヴェルティメント ニ長調 K.334 ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・モーツァルト合奏団 |
1978.3 1973.6 |
PHCP-3948 | ディヴェルティメント 第10番へ長調 K.247 ディヴェルティメント 第7番ニ長調 K.205 アカデミー室内アンサンブル |
1985.6.6-8 |
CC-1029 | Eine kleine Nachtmusik G-dur(in G major) kv525 Wiener Philharmoniker KARL BOHM Serenade D-dur kv320 <Posthorn-Serenade> Berliner Philharmoniker KARL BOHM |
1971 1976 |
POCL-2528 | セレナード第10番 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」 セレナード第12番 ハ短調 K.388「ナハトムジーク」 クリストファー・ホグウッド指揮 アマデウス管楽合奏団 |
1987.10 |
MVCW-19020 | クラリネット五重奏曲 イ短調 K.581 ブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 レオポルト・ウラッハ(Cl) ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 |
1951 1952 |
COCO-6789 | クラリネット五重奏曲 イ短調 K.581 ブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 アルフレート・プリンツ(Cl) ウィーン室内合奏団 |
1979.9.23-25 1980.4 ウィーン・ ポリヒムニア・スタジオ |
CSCR-8343-5 | 「ハイドン・セット」(全6曲) 弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458 「狩」 弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464 弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K.465 「不協和音」 ジュリアード弦楽四重奏団 ロバート・マン(第1ヴァイオリン) アール・カーリス(第2ヴァイオリン) サミュエル・ローズ ジョエル・クロスニック(チェロ) |
1977.1 New York |
TOCE-7226 | 弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421 アルバン・ベルク四重奏団 ギュンター・ピヒラー(第1ヴァイオリン) ゲルハルト・シュルツ(第2ヴァイオリン) トマス・カクシュカ(ヴィオラ) ヴァレンティン・エルベン(チェロ) |
1987.12 |
FOOG-27077 | 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458 「狩」 ハイドン 弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 「皇帝」 アマデウス弦楽四重奏団 |
1982.11 ミュンヘン (DIG) |
TOCE-7067 | 弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515 弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516 アルバン・ベルク四重奏団 マルクス・ヴォルフ(第2ヴィオラ) |
1986.12 (DIG) |
FOOG-27073 | 弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515 弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516 メロス弦楽四重奏団 ヴィルヘルム・メルヒャー(第1ヴァイオリン) ゲルハルト・フォス(第2ヴァイオリン) ヘルマン・フォス(ヴィオラ) ペーター・ブック(チェロ) フランツ・バイアー(第2ヴィオラ) |
1986.7 バンベルグ (DIG) |
COCO-6143 | フルート四重奏曲 ニ長調 K.285 フルート四重奏曲 ト長調 K.285a フルート四重奏曲 ハ長調 K.285b フルート四重奏曲 イ長調 K.298 有田正広(フラウト・トラヴェルソ) ボッケリーニ・クァルテット 若松夏美(バロック・ヴァイオリン) 山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン) スタース・スヴィールストラ(バロック・ヴィオラ) 鈴木秀美(バロック・チェロ) |
1989.12.7-9 アムステルダム (DIG) |
POCL-1192 | レクイエム ニ短調 K.626 サー・ゲオルグ・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 モーツァルト没後200年を記念して、ウィーン・シュテファン大聖堂で行われた典礼ミサ実況録音。 |
1991.12.5 (DIG) |
器楽曲 | ||
22DC-5547 | モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第8番 イ短調 K.310 第10番 ハ長調 K.330 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付」 第12番 ヘ長調 K.332 第13番 変ロ長調 K.333 第15番 ハ長調 K.545 グレン・グールド(ピアノ) 第8番、これは楽しい演奏で、モーツァルトが生徒の子供かご婦人方に囲まれて「なんか弾いてくださいな」などと言われたときに、とんでもなく早く弾いて皆を驚嘆させ、さらにおどけたしぐさで笑いまでとって「やっぱ、オイラは人気者で天才なのョ」と得意になっているのが目に浮かぶよう。 この演奏を聴いてしまうとピリスもヘブラーも倍くらい遅く「クラシックなんだから威厳を持って立派に弾かないとね」と言っているようで、ちょっと違うんじゃ?と言いたくなってしまうのです。 クラシックは立派に大げさにやらなきゃダメというカラヤン好きのような人以外は、絶対オススメ。 |
1965-70 |
PHCP-10134 | ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310 ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲つき」 ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545 イングリト・ヘブラー(ピアノ) |
1963.4 1963.9 1964.11 1965.10 |
PHCP-1637 | ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲つき」 ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332 幻想曲 ニ短調 K.397 内田光子(ピアノ) |
1983.10.8-14 ロンドン(DIG) |
COCO-6790 | ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲つき」 ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310 ピアノ・ソナタ第16番(15番) ハ長調 K.545 ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570 マリア・ジョアオ・ピリス(ピアノ-スタンウェイ) |
1974.1-2 東京(DIG) |
ANC-1003B | ディヌ・リパッティ(ピアノ) 1.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825 2.バッハ(ヘス編曲):「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147 3.バッハ(ケンプ編曲):シチリアーノ 4.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 5.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 6.第1楽章 7.第1楽章 8.第1楽章 9.シューベルト:即興曲第3番変ト長調 10.シューマン:ピアノ協奏曲イ短調(第2楽章) カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団 11.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調(第2楽章) ガリエラ/フィルハーモニア管弦楽団 12.ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調(第1楽章) 13.ショパン:ワルツ第1番変ホ長調 14.ショパン:ワルツ第6番変ニ長調 15.ショパン:ワルツ第9番変イ長調 16.ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 17.ショパン:ワルツ第10番ロ短調 18.ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 ディヌ・リパッティ(ピアノ) |
(4.5.11.12.18.) 1,947年 (10.)1,948年 (1.2.3.6.7.8.9.13.14. 15.16.17.) 1,950年 |
PHCP-1647 | ヴァイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調 K.378 ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調 K.304 ヴァイオリン・ソナタ第32番 ヘ長調 K.376 ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調 K.301 クララ・ハスキル(ピアノ) アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) |
1958.10.16-17 |
FOOG-27095 | ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調 K.301 ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調 K.304 ヴァイオリン・ソナタ第32番 ヘ長調 K.376 ヴァイオリン・ソナタ第24番 ハ長調 K.296 イツァーク・パールマン(ヴァイオリン) ダニエル・バレンボイム(ピアノ) |
1983.2 1984.4 1985.11 (DIG) |
昔、定番だったLP | ||
OW-7732-K | (SIDE 1) ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379 (SIDE 2) 「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲 K.359 「ああ、わたしは恋人をなくした」による6つの変奏曲 K.360 ダヴィード・オイストラフ(ヴァイオリン/1705年ストラディヴァリ) パウル・パドゥラ=スコダ(ピアノ/ヴェーゼンドルファー) |
1972.6.7-15 ウィーン (ステレオ) |
AA-8109 | シュワルツコップ〜ギーゼキング モーツァルト歌曲集 〔A〕 1.静けさがほほえみながら K.152 2.鳥よ、年ごとに K.307 3.寂しい森の中で K.308 4.可愛い糸紡ぎ K.531 5.ルィーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時 K.520 6.夕べの想い K.523 7.子供の遊び K.598 8.老婆 K.517 9.かくしごと K.518 〔B〕 1.すみれ K.476 2.魔法使い K.472 3.春のはじめに K.597 4.満足 K.349 5.夢のすがた K.530 6.別離の歌 K.519 7.クローエに K.524 8.春へのあこがれ K.596 エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ) ワルター・ギーゼキング(ピアノ) B-1の「すみれ」は、ゲーテの詩にモーツァルトが曲をつけ、シュワルツコップが歌う。 ※すみれ(Das Veilchen):Goethe Ein Veilchen auf der Wiese stand Gebuckt in sich und unbe kannt Es war ein herzig's Veilchen Da kam rin' junge Schaferin Mit leichtem Schritt und munterm Sinn Daher, daher, Die Wiese her, und sang Ach, denkt das Veilchen, war' ich nur Die Schonste Blume der Natur, Ach, nur ein kleines Weilchen Bis mich das Liebchen sbgepfluckt Und an dem Busen matt gedruckt ! Ach nur, ach nur Ein Viertelstundchen lang ! Ach, aber ach ! das Madchen kam Und nicht in Acht das Veilchen nahm, Ertrat das arme Veilchen, Es sank und starb und freut' sich noch; Und sterb' ich denn, so sterb' ich doch Durch sie, durch sie, Zu ihren Fussen doch Das arme Veilchen ! Es war ein herzig's Veilchen 一本のスミレが牧場に咲いていた ひっそりとうずくまり、人に知られずに それは本当にかわいいスミレだった そこへ若い羊飼いの娘がやって来た 軽やかな足どりで、晴れやかに こっちの方へやって来る 牧場の中を、歌をうたいながら ああ、スミレは思う、もしも自分が この世で一番きれいな花だったなら、と ああ、ほんのちょっとの間だけでも.. あの少女に摘みとられて 胸に抱かれて、やがてしぼむ ああ、ほんの 十五分間だけでも.. ああ、それなのに! 少女はやってきたが スミレには眼もくれないで あわれなスミレを踏みつけてしまった! すみれはつぶれ、息絶えたが、それでも嬉しそうだった ともあれ、自分はあのひとのせいで あのひとに踏まれて 死ぬんだから、と かわいそうなスミレ! それは本当にかわいいスミレだった |
録音年不記 (ステレオ) |
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