PCソフト簡単インプレ
雑誌の「カンタン、解り易い、サクサク動く、」などの記事を頼りに買ってみたらば、
サッパリ解らないPCソフトのシロウト・インプレ
画像関連、編集加工、アルバム・ソフト |
SOFTEC Visual Shot 9.0 6.0のとき購入(当時定価5,980円)〜7.0〜8.0〜9.0へ ◎沢山の画像を整理・管理する人にオススメします。面白味はないけど便利さは一番。 |
ホームページ用画像やインターネットから取り込んだ画像の管理用にと最初に買ったソフトです。 PCDEPOTの店頭で見て安価なのでとりあえず買ったのですが、画像の管理ソフトで未だにこれ以上のものはありません。使い慣れたせいもあるでしょうが。 使い勝手が良いのは フォルダ内の画像を一括登録すれば、ここから画像の管理が思うままに出来ます。例えばデジカメのメモリを読ませて仮のアルバムを作ります。 このアルバムから任意のホルダに振り分けることも出来ますし、いらない実データを削除することも出来ます。 表示法には4種類あって通常のサムネイルのみの「一覧表示」、画像データを一緒に表示する「詳細ファイル」表示、撮影場所、品種、科目など検索時にも使えるキーワードを書き込める「詳細キーワード」表示、そしてその写真の良し悪しを選択するときにまことに便利な「詳細画像」という表示法があります。これはサムネイルを一々ダブルクリックしなくても矢印キーの操作で次々に実画像をチェック出来るもので、隣に細長く別の仮アルバムを作っておいて、ピンボケやら構図の悪いものなど削除したい画像はドラッグして溜めておいて後で一括して削除するこも出来るのです。 スライドショー実行時にマーキングすることも出来るので、スライドショー終了後、一括振り分けをしたり、一括削除したりも出来ますが、スライドショーは後戻りがおっくうですし、数駒とばして表示させることも出来ません。似たような写真数コマを見比べるとき「詳細画像」表示の便利さは他に変えがたいものが有ります。なにしろ花の写真なんてどれも同じようで、しかも枚数を沢山撮るのが慣例(?)ですから、どれがイイのやら悪いのやら、「どれを残すか」が大仕事なのでした。 スキャナからの取り込みも便利で、登録したいアルバムを開いて「接続機器」のボタンから「スキャナ」と「取り込み先のフォルダ」を選んで「OK」すればスキャナが立ち上がって選択されたフォルダに次々連番登録されて行きます。一々「名前を付けて保存」しなくてもOKです。 ◎他にも実画像の各種編集補正、サイズ変更、画像形式変換などの他のソフトと同様の機能がありますので、このソフトと「Adobe Photoshop」があれば画像の管理の仕事ははすべてOKです。 作業量の多い方にはお薦めします。Adobe Photoshopで作業してバリエーションを幾つも保存して後で比較するときも便利です。ただ両方とも、作業優先のソフトのため、人によっては「面白味がない」といわれるかも。 |
「デジカメ蔵衛門 9 PRO」 簡易型「蔵衛門TJ」〜「Ver.9Pro」へ ◎画像を手めくりのアルバム感覚で見たい人へ |
画像を管理するというより“アルバムを見るソフト”ですね。 2年前にMOOK「デジタル画像らくらく編集」(980円)の添付CDの形で知った「蔵衛門」でしたが、普通の写真アルバムのようにページをめくって見るのが特徴のアルバムソフトでした。登録や削除がやっかいで、アルバムから不要の画像を削除しても「削除されたアルバム」が出来てしまったり。そして、ほっておくとこのアルバムがどんどん分厚くなっていくのでした。ですから「Visual Shot」で画像を新しいホルダにまとめ、それをアルバムにするということをしていました。「Visual Shot」のようにサムネイルのみの削除や実データの削除が簡単ではなく、わかりにくい構造なのでした。うっかり削除したら元の実画像も無くしてしまったり。 今年、「デジカメ蔵衛門 9 Pro」を購入したのは「作ったアルバムをCDにコピーして配布出来る」ということがあったからです。 断じて須藤寛子のデジタル写真集がほしかったからではありません。(付いてなかったら買わなかったかもしれないけど) 孫娘の写真アルバムを何処にいってもみる(見せる)ことができますし、田舎に送ることもできるのでした。これはホントに簡単に出来ました。 アルバム・ソフトとしてのこのソフトの難点はスライドショー機能が他のソフトと同じものでしかないことです。せっかくアルバム手めくり感覚が楽しいソフトなのに、アルバムを自動的にめくるスライドショーが出来ないというのはなんともはやオマヌケなのでは。けっこう値段は高いのに。 他の画像編集機能も充実していますが、わたし的には手順が厄介なので使っていません。アルバムのレイアウトを考えたり表紙や台紙のデザインを変えたり、そんなことをして遊ぶソフトなのですね。 マニュアルもシロートには解り難いのでは(わたしだけか?)。 マニュアルのイジワル例、目次の順番で「つないでみよう」の中に「スライドショウを見る:66頁」がありますので、開いてみると「ワンポイント・アドバイス:スライドショウの設定画面の操作については出力編・楽しさ広がる『蔵衛門』の「スライドショウを実行する」を参照してください」 と書いてあります。ところが頁が書いてないので目次に戻って出力編の「スライドショウを実行する:320頁」を探すことになるのです。 そして320頁を見ると「スライドショウを実行する」 1.スライドショウを作成するアルバムの背表紙で右クリックします。2.アルバムの操作メニューが表示されます。「スライドショウ・アイコン」をクリックします。3.ポップアップ・メニューから「スライドショウを実行…」を選びます。4.「設定」ダイアログボックスが表示されます。スライドショウの設定を行い、「実行」をクリックしてください。 と手順がかいてあるのですが、ポップアップ・メニューには「展開してスライドショウを出力…」と「実行形式でスライドショウ出力」「スライドショウをCD-Rに出力…」などがありまして、この説明が続きますが、「展開してスライドショウを出力する」スライドショウは、この前の「スライドショウを実行する」で説明した、スライドショウの実行環境を設定してから保存するようにしてください。とかいてありまして保存の手順が前と同じように箇条書きになっているのですが、「展開して...」と「実行形式で...」がどういうことなのか又、なぜそんなことをするのかが何処にも書いてないのです。 知らないのは私だけかもしれませんが、他のソフトではそんなことしませんよ。『SOFTEC・ Visual Shot』ならボタンイッパツでスライドショウが始まっちまいますよ。設定もボタンイッパツで出来て、もちろんそこからも実行できちゃうんですよ。 蔵衛門だけのことではありませんがPCソフトのマニュアルはひどい物が多いです。小さなメーカーなら理工系の人が書いたのかともおもうけど、蔵衛門などは大オリンパスですからもうちっとどうにかして欲しいものです。 「ツリー・ビュー」表示というエクスプローラ式の表示法に切り替えればサムネイル一覧が見られるので画像管理も一応OK。デジカメ画像の逆光補正などのカンタン加工もOK。 ただし、サムネイルは小さく表示は遅いので多量の画像を扱う作業にはイマイチ。 ◎家族の写真のアルバムを作って楽しむ人には良いかも。 |
IBMデジカメの達人2000(ホームページ・ビルダーとセットで購入) ◎オマケにしては立派なソフト |
ホームページ・ビルダーのおまけ的に買ったソフトです。(ThinkPadにもオマケで付いてきちゃいました。ですから、HPビルダーとカメタツは2set持っています) アルバム・ソフトとしては、綺麗な画面なのですが(わたし的に)特になにが出来るわけではないし、というか他のソフトと機能的には変わらないのです。アルバムを作るのは良いが起動して見るまでが面倒なのでほとんど使用せず。 ◎機能的には他のソフトに劣っていませんし、作業性は「蔵衛門」より実用的。アルバム画面は綺麗なのでHPビルダとのSET販売などで安価に入手出来る場合は良いかも。 |
Adobe Photoshop 5.0LE(ニコンのデジカメにオマケで付属) |
わたくしごときが、なにも書ことはありません。現在すべての画像データの加工はこれでやっています。エレメンツが欲しいです。 ECHO氏の会社ECHOでPhotoshop 7.0を導入したので使わせて貰いました。機能が多すぎて私には5.0LEのほうが使い易く感じました。エレメンツが欲しいです。 |
デジカメNinja for Nikon(ニコンのデジカメにオマケで付属) ◎簡単、画像補正のイッパツ・ボタンがGood。 |
「イッパツボタン」はかなり有効で使えます。最初の頃は面白がっていろいろ試していましたが、いまではほとんど起動することがありません。 チュートリアルのおかげで紙のマニュアルを読まなくても使えました。 ◎最近、カミさんが廉価パッケージ版(1,980円)を買ってデジカメ写真の印刷用に使用してる様子。 |
Ulead フォトエクスプローラ 5.0JSE(メモリーカード・リーダーに付属) |
Windows98からエクスプローラの表示で「縮小表示」を選べば同じことなのではないでしょうか。 サムネイルの大きさが変えられるくらいしか違いがわかりません。一々、データを読み込むので他のアルバムソフトに比べ遅いし、起動のとき前回表示していたフォルダを表示しにゆくので、終了するときは軽いフォルダを表示させてから「終了」が吉。 Windows版ではあまりイイトコなしのソフトですが、私の@MacのMacOS9ではエクスプローラ表示で「縮小表示」ということがもともと無いためAdobe Photoshopを使う時などとても便利に使えることがわかりました。遅いのは相変わらずですが、Mac版(3,980円)は購入しました。 |
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