映画好きなら [カ行]

映画好きというなら一度は見ておかなきゃなりませぬ。
ビデオならでは、何時でも見れる、幾度も見れる。
上級者向けといえるものも有って、それは「誰にもオススメ」ではありませんが
良い映画なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。


[カ]

33年版キング・コング
1933年:監督メリアン・C・クーパー
あまりに有名で、かえって見ていない人が多いのでは。?古いしモノクロだし。でも面白いからご覧下さい。ヒロインのフェイ・レイさんはキングコングの島で原住民によってゴングの花嫁にされてしまうのですが、それから先は危機連発、一難去ったらまた一難、ヒロイン救出のスタッフも危機の連発で息のつけない面白さ。
キングコングは動物だから感情も有る、怒ったり、愛したり、悲しんだり。結局、身勝手な人間達の犠牲になってしまう。そこが「ゴジラ」とは別のとこ。わたしたちのまわりでも、暖かい地方の動物を寒い所の動物園へつれて来たり、ペット用に飼育したものの売れないから殺したり、買ったものの手におえなくなって処分するとかは悲しい話だよね。


1954年版「怪獣王ゴジラ」
1954年:監督本多猪四郎
「ゴジラ」というのは1作目の「怪獣王ゴジラ」2作目の「ゴジラの逆襲」そして1作目を作り変えた「海外版・ゴジラ」(レイモンド・バー扮する記者スティーブ・マーティン!が立ち寄った日本で遭遇するおそしい事件。その一部始終を記者として現地報告するというドキュメンタリー・タッチといえる映画。インタビュウを受ける日本人がへんな言葉をしゃべったりするけど「ゴジラ」映画のなかではこれがベストかも。ジョージ・ルーカスやジョン・ランディスが若かりし頃触発されたと言っているのはこのバージョンのことか)の3本のことです。
85年版(新生ゴジラ)とその海外版(ちゃんとレイモンド・バーが出演する)及び「ゴジラ対ビオランテ」も見る価値はありますが、最初の上記3本を除いて対象をお子様に振ってあるのでここでは書きません。大きな劇場でお子様と一緒にご覧下さい。

さて「ゴジラ」とは動物ではありません。恐竜でもありません。その名のとうり怪獣なのです。(名前の由来はゴリラとクジラを合わせたものだと聞いています。)日本には台風と言う脅威が有り、人間は身をかくして通り過ぎるのをただ待っている、なすすべは無い。ゴジラとはそういう存在で感情も無ければ血も涙も無いのです。なにしろ怪獣なので得体が知れないモノなのですヨ。それが通り過ぎたあとは破壊され焼け野原となって、不幸に死んだ人、怪我をしてうずくまる人、家族と離れて泣く子供。まるで爆撃機による空襲の後のありさまなのです。この映画の怖さは当時の日本人が誰でも知っている怖さだったのです。
一作目では平田昭彦博士が許婚の河内桃子さんを愛していながら自らは研究に没頭して彼女を幸せに出来ない事がわかっている。また彼女と宝田明青年とは愛し合っている様子だ。愛する彼女の幸せを願って、彼女からの頼みを聞き入れ、自分の(恐ろしい)発明品であるオキシジェン・デストロイヤーをゴジラに対し自らが犠牲となるべく使用するのでした。いまこの映画を見ても河内桃子さんは可愛いですね。そして店長がいろいろな意味で憧れであった平田博士は先年お亡くなりになりました。合掌。
さて「ゴジラの逆襲」ではもはや人間の手にゴジラに対抗する決定的な武器はなく(志村喬博士談)、仕方ないのでゴジラ封じ込め作戦に出るわけですが、この時にはパイロットの千秋実さんが愛する人へのプレゼントを持ったまま、つまり、渡せぬまま飛行機を氷山に激突させてしまうのです。このことがヒントとなって作戦を成功に導くわけです。このようにして2作品ともゴジラの脅威、人が死に、悲しみ、恐れ、建造物が破壊されること、あわせて登場人物たちの愛や思惑といったことが十分に語られています。

店長は子供の頃に父親からゴジラゴジラの逆襲の2作が一冊に入った原作本をプレゼントされます。そして近所にはその本を子供たちに仕方噺で読んでくれるお兄さんがいました。
そして夕方ともなれば、当時AM放送で2台のラジオが有れば左側を文化放送、右側を日本放送に合わせますとなんとステレオで「連続放送劇ゴジラ」がきけたのです。映画と同じドシーン、ドシーン、ギャオーで始まるこのラジオ劇は映画で一度見たイメージをどんどん膨らましてゴジラをさらに巨大で恐ろしいものに、また身近な恐怖にしていったのでした。なにしろ夢にでてくるんですから。(つづく)
「ゲッタウェイ」
1972年:監督サム・ペキンパー
「コンドル」
1975年:監督シドニー・ポラック
ルネ・ラルーの
ガンダーラ

1987年:監督ルネ・ラルー
機動警察パトレイバー劇場版
監督押井守 脚本伊藤和典
ロビン・ウィリアムスなら「グッドモーニング・ベトナム」
監督バリーレビンソン
「クレージーだよ奇想天外」
1966年:監督坪島孝
「カプリコン1」
1978年:監督ピーター・ハイアムズ
「恐怖の岬」 1962年、監督:J・リー・トンプソン
1991年にリメイク
「恐怖の報酬」
1952年:監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
「ガンホー」
1986年:監督ロン・ハワード
「グッド・モーニング・バビロン」
1987年:監督パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
「グライド・イン・ブルー」
1973年:監督ジェイムズ・ウィリアム・ガーシオ
「疑惑」
1982年:監督野村芳太郎
「獄門島」
1977年:監督市川崑
「グランプリ」
1966年:監督ジョン・フランケンハイマー

グレート・レース 1965年:監督ブレイク・エドワーズ
出演:ジャック・レモン、ピーター・フォーク、トニー・カーチス、ナタリー・ウッド
良いほうは白ずくめ、悪いほうは黒ずくめ。黒のプロフェッサーはジャック・レモン、その助手マックスはピーター・フォーク。紅一点のナタリー・ウッドがまた可愛い。
ピーター・フォークがまた怪演で、持ち前のやぶにらみで何を考えているのやら。悪いやつなんだかイイヤツなんだか分らないおかしさ。プロフェッサーの失敗はほとんど助手のマックスによるところが多いので、やっぱりイイヤツなのかも。

チキチキマシン大レースというTV漫画の原型となった映画だと思います。キャラクターその他は「素晴らしきヒコーキ野郎」からも…この映画に出てくるテリー・トーマスは漫画そのままで一見の価値があります。彼は他の映画でも同じ調子でしたから彼自身のキャラクターなのでしょう。TVのアンディ・ウイリアムス・ショウにゲスト出演したときも英国紳士の恰好で「ロスで死ななきゃ、死んだとはいえない」などとへんな歌をうたっていました。
#1503
「殺したい女」 1986年:監督ジェリー&デイビッド・ザッカー、ジム・アブラハムズ
出演:ダニー・デビート、ベッド・ミドラー、ヘレン・スレーター、ジャッジ・レインホールド
殺したい女とはベッド・ミドラーのこと。旦那のダニー・デビートはそんな女房が誘拐され、「身代金を払わないと殺すぞ」と脅されて、みんなの手前悲しまねばと思いつつも、つい嬉しさが込み上げて...。
#1143
「眼下の敵」 1957年:監督ディック・パウエル
出演:ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス
第二次世界大戦の大西洋。駆逐艦とUボートの一対一の息詰まる攻防を描いた映画ですが、単に殺し合いを描いた戦争映画とは違います。海面の上と下とでの駆け引きはスリリングでサスペンス映画ともいえるものです。
#10138


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