映画好きというなら一度は見ておかなきゃなりませぬ。
ビデオならでは、何時でも見れる、幾度も見れる。
※上級者向けといえるものも有って、それは「誰にもオススメ」ではありませんが
良い映画なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
ピエトロ・ジェルミの「鉄道員」など 1956年:監督ピエトロ・ジェルミ 「ぽっぽや」という日本映画が有りましたが、それがひらがなであれば、これはまさしく漢字の「鉄道員」。市井のなかの市民にもそれぞれの人生があって山があったり谷があったり涙の川が流れたり。一途に生きる鉄道員の人生ドラマとは。 「わらの男」、「刑事」でもピエトロ・ジェルミが自分で主演していてしぶい男を演じています。娘の役でシルバ・コシナも出ています。 |
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東京物語 吉田喜重が語る小津さんの映画 |
小津安二郎の「東京物語」 1953年:監督 小津安二郎 「吉田喜重が語る小津さんの映画」 東京物語や小津監督についてはいろいろな人が雑誌や書籍に解説や評論を書かれていますが、まずこのビデオ「吉田喜重が語る小津さんの映画」を見ることをオススメします。映像を例に見せながら明快に解説するため飽きる事がありません。レンタル屋に有ったらゼヒ借りて見ましょう。(NHKで放送されたのを見た方はおなじ内容のものです。) 小津監督作品は女優さんが皆きれいに撮れているのでとてもお気に入りなのですが、それでも不思議に思うことが幾つか有りました。 なぜ、いかにも言いにくく役者が困るようなたどたどしいセリフまわしなのか。なぜ外側は違う所を見せても会社の中は廊下も部屋も一緒なの。などなど。そんなことなどがこのビデオで吉田喜重監督が小津作品のローアングルや情景描写について明快に解説されていますのでよく判ってしまいました。 私は後期のカラー作品が明るくて好きなのですが、女優さんはそれ以前の映画からみんな綺麗です。とくに1949年の「晩春」の原節子さんの笑顔、原節子さんと月岡夢路さんのやりとり。1951年の「麦秋」の原節子さんと淡島千影さんの女同士の会話とやり取り。1960年の「秋日和」司葉子さんと岡田茉莉子さんは娘らしさが可愛い。1958年の「彼岸花」では有馬稲子さんと山本富士子さんの可愛さの出方の違いの描き分け、そして田中絹代お母さんの訳知りの笑顔。「秋刀魚の味」の岩下志麻さんは嫁にやるのがもったいないくらいの可憐さで(そんなこと心配してもしょうがないのですが・・、今のような極妻になろうとは・・・)美しい。 笑顔のままでしゃべる原節子さんの美しさは小津作品ならではで、黒澤明監督の「わが青春に悔なし」では、お嬢様から一転してひたむきに生きる女性を熱演していますが、小津作品では人間の中身が違うと思えるほど可愛いらしい娘さんを演じ、その頂点はやはり「東京物語」の戦死した次男の嫁の紀子/原節子でしょう。ひかえめで、優しく、強い。そんな女性を演技とは思えないほどに演じています。 ただ、小津作品のだいたいは中流以上の豊かな家庭の話で、娘を嫁にやる話をおなじみの役者が映画によって、それぞれ役を変えて演じています。生活臭はあまりなく、そしてドラマは丁寧に語られて行き、会話が面白く、洒落ていて、贅沢でもある。そして題名が「晩春」「麦秋」「秋日和」というものだから、私にはどれがどの映画だったかわからなくなってしまうのでした。 ところが、「東京物語」(1953年)という題名の雰囲気がちょっと違う映画は他の(戦後の)小津作品とは筋立ても違う映画で、小津映画の頂点といえる作品でありましょう。(つづく) |
黒澤明の「どですかでん」 1970年:監督 黒澤明 :脚本黒澤明、小国英雄、橋本忍 この脚本トリオは「羅生門」「生きる」「七人の侍」と続いていき、70年の「どですかでん」になります。 店長の印象では黒澤明作品としてはこの作品が頂点となっており、黒澤作品の中で店長は最高の作品だと思っています。南伸介さんがこんなに素晴らしい形で残るなんて黒澤監督有難う。伴淳三郎も素晴らしい。 クロサワ監督は、この後(71年)自殺未遂をします。この後の作品はどうも別の流れになってしまったように店長には思えます。 |
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スパイク・リーの「ドゥ・ザ・ライト・シング」 1989年:監督スパイク・リー |
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「飛べフェニックス」 1966年:監督ロバート・アルドリッチ |
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「タクシー・ドライバー」 1976年:監督マーチン・スコセッシ |
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「大統領の陰謀」 1976年:監督アラン・J・パクラ |
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「ダラスの熱い日」 1973年:監督デビッド・ミラー |
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「ディアハンター」 1978年:監督マイケル・チミノ |
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「突破口」 1973年:監督ドン・シーゲル |
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「ドライビングMissデイジー」 1989年:監督ブルース・ベレスフォード |
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「月の輝く夜に」 1987年:監督ノーマン・ジェイソン |
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「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」 1990年:監督チン・シュウ・タン |
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「大福星」 1985年:監督ハン・キンポー |
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「脱走特急」 1965年:監督マーク・ロブスン |
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「第17捕虜収容所」 1952年:監督ビリー・ワイルダー |
「天国に行けないパパ」 | 1990年:監督グレッグ・チャンピオン |
#7792 |
「タワーリング・インフェルノ」 | 1974年:監督ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン |
#636 |
「大脱走」 | 1963年:監督ジョン・スタージェス |
#553 |
ディープ・シー20000 おすすめは ウォルト・ディズニー 「海底20000マイル」 |
1997年:監督ロッド・ハーディ *おなじジュール・ヴェルヌ原作でも1954年ウオルト・ディズニー制作、リチャード・フライシャー監督、出演カーク・ダグラス、ジェイムス・メイスン「海底20000マイル」の方が格調も高く、ノーチラスの外側内側、その他のデザイン、設定、演出すべてに勝るので、この版を見たほうが良い。 さらに、やはり同じ原作の「悪魔の発明」1957年カレル・ゼーマン監督の版は他にない特殊な映画(人間が作った船や機関車、飛行船、銃、自転車といった無機質なものはアニメーション、人間、鳥、波など自然のものは実写。それを合成した手の込んだ作品)ですから、これは見る価値があります。 *両作とも夏休みにお子さんとご覧になることをすすめます。 *「ディープ・シー20000」は見てもいいけど見なくてもいいかも。 |
#C020010 |
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