「今日を生きよう」といえば、グラスルーツのヒットで有名だが、実は、これのオリジナルは、イタリアで活動したイギリスのバンド、ROKESでもともとは、イタリア語で歌われPiangi
Con' Meというタイトルだった。(このイタリア語ヴァージョンは、なんと当時日本でもリリースされているが日本でも売れたかどうかは不明。だが中古盤で、現物を見たことがないのでおそらくあまり売れなかったのだろう。)
ROKESは、イタリアでRCA参加のARCレーベルに所属していた。グラス・ルーツ版がヒットしたことから彼ら自身も後から英語ヴァージョンをリリースしている。この曲のクレジットは、Mogol,Shapiro,Jullianとなっているが、Mogolは、本名
Giulio Rapettiでイタリアの有名な作詞・作曲プロデユーサーで、B・Shapiroは、Rokesのメンバーでバンドの曲の多くを書いている。
GS、テンプターズのデビュー曲B面がこの「今日を生きよう」だった。松崎作のA面「忘れ得ぬ君」も良い曲だが、ショーケンが歌ったこの曲も良いできで、彼の歌う”おーのーのーべいびー”が印象的だったのだが、実は、グラスルーツには、この
Oh No No は、出てこない。とするとテンプターズは、誰のヴァージョンを参考にしたのだろうか。
写真は、テンプターズと同じフィリップスレーベルから67年にリリースされているLiving
Daylights(日本語の表記は、リビングデイライトになっている。)のシングル。RokesのヴァージョンにもOh
No No そのものでは、ないが、同じメロディーをバックにセリフを語る部分があるが、Living
Daylightsのヴァージョンでは、そのまんまOh No Noが出てくる。なかにし礼の書いた日本語の歌詞は、”おまえ”とか”愛してるんだよ”といった言葉使いが、ショーケンのキャラクターを生かしていてこれらいろんなバンドのヴァージョンの中でも
良い出来だ。
関係者に確認したところでは、テンプターズは、レコーディング・スタジオでこのリビング・ディライツのヴァージョンを何度か聞き、全体的な雰囲気をつかんだ上で、それをコピーするのでなく、自分たちのアレンジでレコーディングしたようだ。
実は、ドラムのフィル・インなど、他のどのヴァージョンよりもテンプターズのがカッコイイ!
ところで シャラーラーラーラーのサビの部分には、元ねたがあるのをご存知でしょうか?
これは、「ラストダンスは私に」で有名なドリフターズの「I count tear」のナーナーナー
night and daysという部分にそっくり。