| 発売年月日:1997/4/1発売 定価:35,000円ケース付き(実勢価格2.5万 中古価格1.8万:98/5現在) |
| キーワード:101g〜200g 135フィルム 単焦点 AF(オートフォーカス) 生産中止 |
| 形式 | 全自動35mmレンズシャッター式カメラ |
| レンズ | スーパーEBCフジノンレンズ28mm/F3.5 4群4枚 両面非球面光学ガラスレンズ |
| 撮影距離 | 0.35m〜∞ アクティブAF マニュアルフォーカス切り替え可能(0.35/ 0.4/ 0.45/ 0.5/ 0.6/ 0.7/ 0.8/ 0.9/ 1.0/ 1.2/ 1.5/ 2.0/ 2.5/ 3.0/ 5.0/ 10.0/∞) |
| シャッター | 電子制御プログラム式 1/2〜1/800秒 |
| 露出および補正 | プログラムAE EV5〜17 逆光補正モードで+2EV補正 |
| フイルム感度 | DXコード対応 ISO50〜1600 ドロップインローディング、プレワインディング、オート巻き上げ、オート巻き戻し |
| ストロボ | 内蔵固定式 デジタルプログラムストロボ 発光禁止、逆光補正、夜景ポートレートモード 充電0.4〜5秒 タッチセンサー付き |
| ファインダー | 実像式ファインダー |
| 電池 | CR2×1個 |
| 大きさ | 99.8(幅)×60(高さ)×31.5(奥行き)mm |
| 重量 | 155g |
| その他の特徴 | ・オートローディング・自動巻き上げ・巻き戻し プレワインディング方式 ・デート ・セルフタイマーは電子式 ・パノラマ途中切り替え |
定評のあったティアラの後継機。手に取るとわかるが、とにかく小型だ。このカメラの第一の欠点はここにある。これだけ小型なのに、真四角なフォルムのためにあまり小型に見えないのである。たとえばオリンパスミュー2を見ると、写真で見ても小型なのがわかる。ミュー2にも対抗できる小型さなのに、フォルムで損している。
フジのコンパクトカメラらしく随所に気配りがある。ストロボに指がかかっていると警告してくれるタッチセンサー、フィルムを最初に全部巻きとってしまうプレワインディング方式(途中でふたが開いても撮影したフイルムは無事)、そして初心者にもっともありがたいドロップローディング方式(とんでもなくイージーなローディング方式)。これだけの気配りがスーパーEBCレンズという玄人好みのレンズと同居しているのがおもしろい。しかも焦点距離は28mmだ。これまた玄人好み。
ボタンも大きく、操作性は意外とよい。ただ、レンズカバーを閉めるときの2段方式がちょっと難点。ま、なれでしょうけど。
さて、小さくて携帯性がよく、レンズも定評があり、しかも28mmと僕の好きな要素がたっぷり並んでいるのに、残念なことに露出補正モードがないのだ(※下記98/10/11参照のこと)。ティアラの最大の欠点はこの点だ。せっかくのレンズも条件によっては生かし切れないことになる。ネガフィルムを使うならこれは欠点とはならないだろうが…。
ティアラズームの方には露出補正機能が付いている。が、こちらはレンズがF4.5(28mm)〜7.5(56mm)と暗いのだ。一長一短で歯がゆい感じがする。
1998/10/11
azuさんのご指摘で上の性能表を修正しました。逆光補正モードで+2EVの補正ができるそうです。
1998/11/27
初代ティアラとの違いがよくわからないという話がカメラの掲示板で出ました。これに対してストラップ金具の変更、ストロボがマルチプログラム(MP)ストロボから,デジタルプログラム(DP)ストロボに、重さが153gから155gと2g重くなっているなどの点が上げられている。また、露出精度が良くなった、AFスピードが上がった気がするといった感覚的なお話もいただきました(カメラの掲示板参照)。これに加えてプレスリリースを見ると「ファインダーにもスーパーEBCコーティングを施した」ことが書かれていました。
こう眺めてくると、見かけはほとんどいっしょですが、内部改良はやはりだいぶあるようです。
資料メモ:「カメラ年鑑98/P32(日本カメラ増刊)」「カメラ年鑑2001/P247(日本カメラ増刊)」ほか