資料室 京セラKYOCERA/コンタックスCONTAX CONTAX T VS III
コンタックスT VS III
発売年月日:1999年11月 日 160,000円(ネックストラップ、リストストラップ、ソフトケース付属)/実勢価格12万円
画像を見る(68K)、付属品(18K)、ブラック(16K)、別売り(18K)。※カタログからの転載です。
2005/3/22のチェックで生産中止に移行。同年2/1付けで生産中止が発表されている。
| キーワード:301g〜400g 135フィルム 2倍ズーム AF(オートフォーカス) 高級コンパクト 生産中止 |
| 形式 | 35mmレンズシャッター式AEカメラ |
| レンズ | 30mm/F3.7〜60mm/F6.7(ズーム比2倍)5群6枚 カールツァイスT*バリオゾナー |
| 撮影距離 | 0.5m〜∞ 外部パッシブ式5点マルチオートフォーカス/カスタムファンクションでスポットAF可能、AF補助光、マニュアルフォーカス(目測式)切り替え可能 |
| シャッター | ダブルビトウィーン方式レンズシャッター、電子レリーズ、1/700〜16秒(プログラムAE時) 1/1000〜16秒(絞り解放時最速1/500) |
| 露出および補正 | 絞り優先AE/プログラムAE 測光範囲0〜18EV 測光方式/SPD素子による2分割外部測光方式 露出補正/±2EV(1/3ステップ。カスタム機能により1/2ステップに変更可能) |
| フイルム感度 | DXコード対応 ISO25〜5000 |
| ストロボ | 内蔵式ズームストロボ、フラッシュマチックおよびガイドナンバー制御式 充電6秒 (※カタログにはガイドナンバーは明記されていない) モードは自動発光、赤目軽減自動発光、発光禁止、強制発光、夜景ポートレートがある 撮影距離(ISO100)30mm時0.5〜3.5m、60mm時0.5〜2.2m |
| ファインダー | 実像式ズームファインダー 倍率/0.42〜0.76倍 視野率83% 視度調節機能内蔵 ファインダー内表示:視野枠、近距離補正枠、測距フレーム、シャッタースピード、フォーカス、露出補正、ストロボ、ストロボ範囲外警告 |
| 電池 | CR123AまたはDL123A×1個 50%ストロボ使用で24枚撮り約7本撮影可能 |
| 大きさ | 116.5(幅)×64(高さ)×44(奥行き)mm |
| 重量 | 320g(電池別) |
| その他特徴など | ・デート ・オートローディング、オート巻き上げ、オート巻き戻し ・6種類のカスタムファンクション設定可能 |
1999/10/21 カタログインプレッション(まだ現物みてない(^^;)
ついに、というか、早くもというか、でたのである。なんといっても目に付く変更は正面の扉である。Tのような前開き式の扉がついた。これ、賛否両論らしい。
30〜60mmと焦点距離がわずかに長焦点側にずれたレンズだが、ズームは電動になり、30mm、38mm、45mm、50mm、60mmの5段ズームとなった。手動の方が絶対いいと思うぞ。絞り優先かプログラムかを含め、絞りの設定はボタンで行うようになった。操作性がよくないんじゃないかと思う。フタのせいだろう。ついでにいうと、レンズは完全に沈胴する。フタのせいだ。またまたついでだが、メインスイッチはズームリングから右肩のマニュアルフォーカスダイヤルに移っている。回しすぎるとマニュアルフォーカスになるのであった。フタのせい……じゃないか、これは(^^; 何でフタがスイッチになってないんだろう(これも電動なのだ)。素朴な疑問。このメインスイッチ兼AF/MF切り替えダイヤルには、中央にロックボタンが付いている。
ファインダー内のシャッタースピード表示は、右側に上から1000、250、60、15、LTと並んでいる。これまでのデジタル数字表示とは異なっている。同様に、測距についてもファインダー下に左から∞〜5、5-2、2-1、1-0.5という表示になった。これまでマニュアルフォーカス時に使えた「フォーカスエイド機能(「>●<」で合焦がわかる機能)」は省かれている。露出補正についてはこれまで通り±マークだけである。
┏━━━━━━━━━┯━━┓ファインダー表示のイメージ。
┃ │ ┃
┃ │1000┃
┃ [ ○ ] │ 250┃←真ん中の○がスポットAF。脇がマルチ。
┃ │ 60┃
┃ │ 15┃
┠─────────┘ LT┃
┃± ∞ 5 2 1 ┃←露出補正と距離
┗━━━━━━━━━━━━┛
↑シャッタースピード
AFはマルチ測距となり、5点測距である。スポットAFに切り替えることもできる。
ダブルビトウィーンシャッターはT ixで採用された方式。シャッターだけでなく絞りバネもシャッターの機能を兼ねるというもので、それならなんでシャッターが別にあるのかよくわからない。
露出に関して、ステップ幅が選べるのは○である。測定範囲が0〜18EVに広がっている点も○。露出補正幅が±2EVと狭くなっているのは×。
最大の×は電池喰いだということ。前作T VSIIに比べても約半分しか電池が持たない。電源を入れるたびに前ブタが開いてレンズを繰り出すんだから、そりゃ電池喰うわさ。フラッシュの充電も4秒から6秒に延びている。
ほかに、目立たない変更だが、2点吊りとなって横吊りになっている。目立たないながら一部の人に無視できない変更としては、フィルターが使えなくなったこと。フタのせいである。
液晶パネルは上面から裏ブタに移っている。比較していないが、大きくなっているようだ。
なお、カスタム機能は次の通り。かっこ内は推測ですので注意。
フィルム巻き戻し時のフィルム残り(ベロを出すかどうか)、レンズ繰り出し時期(半押しでレンズ駆動するかどうか)、オートフォーカスの測距方法(不明)、電源ON時の露出モードとレンズ繰り出し位置(プロクラム露出か絞り優先か)、マニュアルフォーカスの距離設定方法(不明)、露出補正幅(1/3ステップか1/2ステップか)。
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2004/5/28 掲示板でシンバさんにカスタムセッティングについてお教えいただきました。ありがとうございます。以下、掲示板から該当部分を転載します。 なお推測のカスタム機能は、 電源ON時の露出モードとレンズ繰り出し位置(プロクラム露出か絞り優先か) マニュアルフォーカスの距離設定方法 |
別売り品はフラッシュアダプター(6000円)、デラックスネックストラップ(2800円)、セミハードケース(1万円)がある。
●バリエーション
・1999/11にブラックタイプが追加(価格は同じ)
・2000年忌年モデル。期間限定の受注販売で、ボディカラーやロゴを選択して注文できた。価格は163,000円〜178,000円。
資料メモ:「カメラ年鑑2001/P240(日本カメラ増刊)」ほか