A-10 Cuba!

●このフライトシミュレーターについて

 評価のバージョンは1.0。
 A-10 Cuba!はA-10 Attack!の続編にあたる。A-10 Attack!に比べ対戦機能の追加、グラフィックの強化、ユーザーインターフェイスの改善がなされたが作戦を作成したり、パイロットの戦歴を残したりする機能は省かれた。ParSoft Interactive社は早期にA-10 Cuba!とA-10 Attack!を連携させるパッチを出すとしている。
 動作条件はSystem7.0以上、33MHz 68LC040以上、60MHz PowerPC推奨となっている。筆者はLC575、PowerBook5300cs、PowerMac7600/120で動作確認してみたところ、PowerBook5300cs、PowerMac7600/120では非常に軽快に動作するが、LC575では必要最小限のシステムにオプションをすべてオフにするといった条件下でも動きがカクカクしていた。A-10 Attack!はLC575でも全く問題なく遊べたが、A-10 Cuba!は実質的にはPPC専用と考えた方が良さそうだ。

 搭乗可能機はA-10のみ。ゲームにはA-10、F-15、F-16、B-52、C-130、B-727、Mig-29、Su-25、An-123が登場する。

・開発会社、値段
 米ParSoft Interactive社
 Cyberian Outpostでは$35.00(送料別)
 都内で\3,800で販売中とのこと。

● 実機の性能
 A-10 Attack!と同様なので割愛。

● シミュレーター世界の歴史背景
 ゲリラ勢力がキューバを制圧。これに対し米軍がキューバの自由回復のためにゲリラ勢力と戦う。


●グラフィック4点
 機体のグラフィックは非常に美しく、現時点のフライトシムの中では最高レベル(一部輸送機等グラフィックの荒い機体もあるが)。基地や市街地のグラフィックも書き込みが多く、雰囲気が出ている。地形のグラフィックについては、起伏に富んだ地形が再現されているが、テクスチャが張られていないため少々単調な印象を受ける。遠景をぼかす処理をしていないため遠くの山も近くの山も同じようにはっきりと見え、ある一定距離まで近づくと突然山が出現するように見えるのが惜しいが、Flight Unlimitedの様に直ぐ目の前の山がうねうねと変形するよりはマシだと個人的には思う。

●描画スピード4点
 PowerPC搭載機であれば全くストレスなく遊べ5点を付けても良いと思える。68KではMissionでは1点、Networkでは3点(NetworkではMissionより相当動作が軽い)。

●シミュレーター度4点

 ・フライトモデル

A-10 Attack!譲りのフライトモデルは折り紙付き。

 ・Mission等のリアリティ
 地上攻撃機の特性を生かしたMIssionが多く、良くできている。地上部隊との連携が良くできており、SAM・AAA・対空車両・MBT・艦船に加え空挺部隊まで登場する。ただし、ヘリコプターが全く登場しないのは疑問。

 ・AI

 敵・味方ともなかなかそれらしい機動をする。SAMもレーダーを切ったり、MigもレーダーOFFで目視で攻撃をかけてきたりと芸が細かい。
 ・雲・視程の制限が再現されていないのは残念。無線での交信(FAC・僚機)機能もサポートしてほしかった。

●総合評価4点
 A-10 Attack!同様、このフライトシムは空中戦でガンガン敵を墜したいと言う人には向かない。単なるシューティングゲームではなく本当に飛行機を操縦している気させてくれるソフトを求めている人、地上攻撃任務に興味があり、PPCマシンを持っている人に対しては強くお薦めできる。

● 対戦機能
 4つのシーンで最大8機まで参加して対戦可能。AppleTalk、ARA、Ethertalkに対応しているが、インターネット対戦はサポートしていない。対戦はまだ試していないので評価は避ける。

この項ZRIDER。

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