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F/A-18 Korea Goldへ0D-CarrierLanding

トレーニング


 着艦はなかなか難しい。いくつかポイントを挙げてみる。ま、自分なりのやり方なので、正しい手順とは違っているかもしれない。

●ポイント1 接近コース

 着陸甲板であるアングルドデッキは、竜骨に対して約10度の角度がつけられている。つまり、空母が0度方向に進んでいる場合、着艦のためのコースは最終的に350度になる。

 まずは空母の真後ろにつけ、10度(空母が0度方向に進んでいる場合。以下同様)に進路をとる。低速域でILSのローカライザー(縦棒)が動いても、この程度の変針であれば簡単にできるので、慌てずに済む。ローカライザーに合わせて、最終的には左に20度あまり変針することになる。

●ポイント2 スピード調節

 ちょっとテストしてみたら、装備によって最適な着艦スピードが違うことを発見。つまり、その時の自重によって最適スピードが変わるのだ。

 たとえば「0D-CarrierLanding」の場合、装備がGUN onlyだと145ノットあたりが最適で、Strike Cなら195ノットくらいが最適となる(実機には着艦時の最大重量の制限があるので、こんな重装備で着艦することはないだろう。最大着艦重量になるまで余分な装備を海中に投下するはずだ)。まず、その時の自重で最適なスピードがいくつか、それを探る必要がある。

 自重計算は装備だけでなく燃料も含まれている。実際にミッションを終えて帰ってくると、装備も使い果たしているし、燃料もかなり減っている。ビンゴ燃料手前、4,000lbs位の燃料だと最適スピードは125ノットくらいにまで落ちる。「GUN only」のつもりで145ノットで着艦しようとすると速度オーバーとなる。

 試しにこのミッションを始め、「シフト+D」でビンゴになるまで燃料を捨てて着艦してみるといい。この場合、燃料は3,200で最適スピードは115ノット辺りになる。110で失速するので、スピードコントロールが非常にシビアだ。



 水平に飛びながら、ギア(G)、フラップ(F)、フック(H)を出し、ILSをON(L)にする。徐々にスピードを落として、最適スピードを探る。HUD左のAOAインジケーター(AOAI)を見る。「」なら遅く、「」なら最適、「」は速すぎる。

 ただし、AOAIの反応は遅めなので、あまり目まぐるしくスピードを上下させると正しい最適スピードがわからなくなるので注意。また、このとき機種を上下させてはいけない。機首角度が一定ならば上昇でも下降でもいいが、水平に飛びながらやるのが無難。

 正しいスピードを確認して、そのスピードを維持する。これが着艦の一番大きなポイントだ。スロットルをこまめに動かして調節するのが理想的。やや高めにスロットルを設定しておき、スピードブレーキ(スペースバー)をこまめに出して最適スピード域内に留まらせるようにすると簡単である。

●ポイント3 ローカライザーよりGS

 ILSインジケーターが動いて着艦の最終段階に入る前に、スピードは安定させておかなくてはならない。

 ILSはローカライザー(縦棒)よりもグライドスロープ(GS/横棒)に神経質になること。この角度が非常にシビアなのだ。神経質になれとは言ったが、グライドスロープを追いかけて急激に動かしてはいけない。あまり頻繁に機首を上下させなくてはならないようだと、その着艦は失敗だ。ベロシティ・ベクトルはあくまでゆっくり、ゆっくり動かすこと。

 グライドスロープにしたがって降下する場合、スピードも再調節が必要になる。降下すればスピードは上がるので、若干スロットルを引くか、スピードブレーキで調節する。スピードが最適になっていないと、GSの位置も変わってしまう。優先すべきはスピード、それからGSである。


 まとめてみる。

 ダウンウインドレグにはいり、アビームタワー(艦橋脇)でタワーに連絡した後、フック(アップウインド・レグを飛ぶならその時に出す)、ギア、フラップをだし、ILSをONにする。これでダーティ・アップ完了だ。高度は高めの1,500を目安にしている。速度は200ノット。視界を左後ろに切り替え、これまでなら左後方45度辺りに空母が来たところで旋回を開始するところだが、距離を長くとりたいのでほとんど水平尾翼に隠れる辺りまで待つ。

 左に旋回し、ベース・レグにはいる。空母が真横に来たところでファイナルアプローチの許可をもらい、ファイナル・レグに入る。前述したように空母の進行方向より10度ずらす(ポイント1)。

 高度を1,000まで落とし、水平に飛んでスピードを探す(ポイント2)。途中、LSOの助けを借り、後はローカライザーとグライドスロープに注意(ポイント3)して接近、着艦となる。

 こんな感じで着艦に持っていくと、どうにか着艦できる。


 ミッションエディタで夜間着艦訓練用のファイルを作ってみた。空母の後方、5,000フィートにいる。おまけに天候はObscured(視界不良)。真っ暗闇の中でスタートとなります。信じるべきは計器のみ。これがなかなか面白い。

 まずはスロットルを戻して降下を始めながら、TACANをE65に合わせて艦の方位を知る。そちらに方位を合わせて、降下角10度をキープする。余分な燃料も投棄して、ビンゴ燃料まで減らす。

 時折雲が目の前をよぎっていって、バーティゴに陥る。2,000フィートで降下角を5度に緩めて(海上ではけして降下率を現在高度よりも大きくしてはいけない)、タワーに連絡する。

 真っ暗でまだよく見えない。1,200辺りでうっすらと水平線が見え始める。LSOに連絡しろとタワーにいわれて艦の近くに来ていることがわかる。1,000でいったんレベルオフしてフラップ、ギア、フックをだし、ILSをONにする。スロットルを調節してスピードを整える。

 見えた。うっすらと艦の明かりが見えた。脇にボールもあるが、遠くてよく判らない。スピードコントロールに苦労しているうちにLSO士官から催促がくる。もうそんなに近いのか。すでにランディングデッキの明かりがはっきり見える。やや低い。スロットルをいれる。AOAが赤くなるが意図的に無視する。だが、早くなりすぎないように慎重にスロットルを戻す。グライドスロープを示すバーがおりてきて、ベロシティベクトルの下に行きそうになったところでキープする。「速いぞ。ちょっと左だ」LSOから指示がくる。

 レベルオフしたときにスピードを調節しきれなかったつけが今頃来ている。スピードブレーキも開くが「まだ速い」とLSO。もう調節している余裕はない。着艦寸前、スロットルを隔壁まで押し込む。「ボルター!ボルター!」くそー、角度が浅すぎた!

 ランディングデッキが目の前からなくなり、海上に飛び出した。ギアを上げる。そのままよろよろと海上を進み、スピードがのるまで我慢する。200を越したところでバーナーを切ってバスターに戻し、フラップを畳む。もう一度最初からだ。計器だけを頼りに着艦パターンを飛ばねばならない。


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