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項目名:Bleriot XI / ブレリオ11


解説:(機種名)単葉機。第一次世界大戦機。設計はフランス。第一次世界大戦前の開発のせいか、大戦中は両軍で使われた模様。

 英仏海峡横断、アルプス横断、パラシュート降下、宙返り飛行をいずれもはじめてやった栄光の機種。最初のブレリオ1から始まり、エンジンを何度も換装しながら使い続けられた息の長い機種。出典「飛行機メカニズム図鑑」グランプリ出版

 大戦初期には偵察機として使われた。

 Louis Bleriotは設計者ではなく、パイロットの名前である(設計はRaymond Saulnier)。ブレリオはなかなかアイディアマンだったらしく、自分のアイディアを設計士に実現してもらった。中でもエルロンとエレベーターを1本の棒(スティック)を動かすことでコントロールし、ラダーは脚で操作するというスタイルはこの人の功績。以後すべての飛行機がこの操縦方式をとって現在に至っている。スティックとはいっても、上部に丸いハンドルがあった

 ブレリオVIはまだ独立したエルロンではなく翼端をひねる方式。エレベーターは翼後端が上がるのではなく、水平尾翼が外翼と内翼に分かれ、外翼が上下する方式だった。垂直尾翼は全体が稼働する。

 前方の大きな四角い枠が目につくが、これは主綸の緩衝装置。プロペラはショビエールが設計したもの。馬力が小さいにもかかわらず成功した理由の半分は、このプロペラではないかと思う。

1909/7/25 フランス(カレー)からイギリス(ドーバー)へ向けて初の英仏海峡横断。朝4時45分に離陸、37分23マイルの距離だったが、実際の飛行経路は大きく蛇行している。1,000ポンドの賞金を出したロンドンデイリーメールの所有者ノースクリフは「England is no longer an island.」と宣言した。

1910/3/10 ブエノスアイレスでフランス人オーブリュンが世界初の夜間飛行。

1910/9/8 J・シャベーツが高度2587mへ(が、23日のシンプロン峠超えて着陸時力尽きる)

1911/4/12 ピエール・ブリエが初のロンドン→パリ無着陸飛行。3時間56分。

データ:ブレリオ11(1909年フランス)
全幅:7.8m、全高:2.6m、全長:8m、重量:300kg
アンザニ空冷式3気筒25hp×1 最高速度75km/h(58kmという資料もある)

出典
「図解 世界の軍用機史1レシプロ機編」グリーンアロー出版
「飛行機のスタイリング」佐貫亦男/グリーンアロー出版


参照項目:


解説図:Targetwareのスクリーンショット

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