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カメラは両手で持つ
2004/4/21
デジタルカメラを買おうと決心して、カメラ店に見に行った際、ちょっとしたカルチャーショックを味わった。デジタルカメラには、表も裏も左手がつかむ部分というものがない。表面は正面から見て右下にレンズが配置され、その真裏には液晶がある。左手でつかむポイントがないのである。
あ、何しろ僕のことですから、一眼タイプには目もくれず、ひたすらコンパクトタイプのデジカメのお話。
現在売られているコンパクトタイプのデジカメはほとんどがこのタイプ。シャツのポケットに入れるような超小型カードサイズからフツーのコンパクトカメラサイズまでみんな判で押したようにこのタイプなのである。
カメラは両手で構えるものだと思っていたのでこれはちょっとしたショック。
あまりのことに、他の人はどんなふうに持っているのか掲示板で質問したところ、左手は銀塩カメラのように前後をつかまないことが判明。ピストルグリップというつかみ方というか持ち方が主流らしい。

やってみると意外に持ちやすい。僕の場合、親指がカメラの横に来ると脇を絞めにくいので親指が下に来る持ち方をしている。これで第一関門を突破し、明日に向かってGOなのであった。
カメラの持ち方に付随してもう一つ。永年、「僕には合わないカメラがある」と思っていた。ニコンミニやミニルックスなんかがそうで、フツーに持って構えると裏ブタをのぞき込んでしまうのである。こればかりはどうにもならない。
ニコンミニを使っていた頃、ファインダーの位置を確認して構えたのに裏ブタをのぞき込んでしまい、いったん顔から離してもう一度ファインダー位置を確認して…。3、4回もファインダーをのぞき直し、それでも裏ブタばかりを見続けるという経験をした。
以来、これは僕のカメラ選びの重要ポイントのひとつになった。ファインダーは写し手が外界を切り取るための重要な部分なんである。それがつかえないなんて、それはもうカメラではない。ファインダーがあってもノーファインダー撮影である。
ところがピストルグリップである。この握り方をしたとたん、どうしても目の前にきてくれなかったT VS Digitalのファインダーが、すっと目の前に来たのである。魔法のようである。フツーの銀塩風の握り方をすると、またもや裏ブタである。
持ち方というのは大事だなぁと再認識するとともに、ひょっとしたらこれまで切り捨ててきたカメラも、この持ち方をすれば良かったのではないかというギワクがわき起こったのであった。
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