木星・土星の撮影
今シーズンの初撮影です。と言っても前シーズンは撮影方法を確立している間に終了してしまったので
ほんとの初撮影です。
機材はBORG76EDにLV4mm。倍率としては125倍になります。それにC2020Zoomをテレ端(3倍ズーム)で撮影しました。
今の時期はどちらの惑星もおうし座付近にあります。近くにヒアデス星団、プレアデス星団があり、夜空の暗い
ところでは素晴らしい眺めになっているはずです。東京都内でも何とか見えます(^^;)。そんな星団名なんか
言われても知らね〜と思われるでしょうが、プレアデス星団の日本名「すばる」です。実際にどこにあるかは知らないと
しても名前くらいは知っているでしょう。
土星
ISO200、F2.2、露出1/3で撮影しています。4枚加算合成して、ヒストグラム、トーン調整を行ったのがこれです。
ここで注意するのは合成に使用する画像はできるだけ鮮明なものを利用することです。ボケた画像を含めると仕上がりが 違ってきます。同条件で撮影したものでも、これだけの差があります。
良い画像 悪い画像
これではちょっと拡大率が足りないかもしれません。カッシニの空隙(くうげき)が見えないどころかA環、B環も分離してないですね(^^;)。 もちろんシーイングや、ピントといった問題があるとは思います。
木星
ISO200、F2.2、露出1/8で撮影しています。土星より近く、太陽系最大の惑星だけあって、十分写ります。20枚加算合成してみました。
シーイングのせいか、ピントが甘いせいかわかりませんが、鮮明さに欠けます。私と同様の機材でもっと素晴らしい写真を 撮られている方もいますので、腕の差でしょうね(笑)。条件にさえ恵まれれば、大赤斑や、木星に落ちる衛星の影さえ撮影できる とのことなので、今シーズンに狙ってみたいと思います。土星の目標はカッシニの空隙ですが、まずは輪が分離して見えるように したいですね(^^;)。