M42オリオン大星雲の撮影
オリオン座にある散光星雲です。距離はおよそ1300光年で、広がりは30光年になると
言われています。デジカメでも微かに分かりますが、赤からピンク色に写ります。これは
Hα線(波長6563オングストローム)の光を発しているからです。つまり撮影するにはこの光に
感度のあるフィルム、CCDを使用することが有効です。
ISO200、F2.0、露出4sで撮影しています。C2020ZではISO400,16sの露光が可能なのですが、都内では新月に近い深夜でも 限界に近いです。また熱によるノイズの影響もあります。
ISO200、F2.0、露出4sで撮影した処理前の画像です。
これにダークフレーム処理を行ったものを15枚加算合成し、トーンカーブ調整等を行った画像です。
加工前の画像は拡大してありますが、背景も粗くみえます。加算合成することで滑らかにし、さらに 淡い部分を浮かび上がらせます。もうちょっと枚数を稼ぎたいのと露出時間を伸ばしたいですね。
で加工したM42・オリオン大星雲はこちら。