新兵器!マンフロット410
以前から赤道儀と三脚の接続部品には不満がありました。通常の自由雲台ではクランプをフリーにすると
動作する範囲が広いため、機材を乗せたままでは倒れる危険がありました。そこで今までは水平器を用いていました。
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今まで利用していた水平器 |
これは、稼動範囲が狭くのが逆に利点でクランプをフリーにしても大きく倒れこむことがありません。しかし、機材が
重いことには変わりがないため機材を乗せた状態での微調整は難しく、赤緯の調整は三脚ごと回転させるしかありません
でした。
で、前から目をつけていたのが「マンフロット410」だったのです。
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これが「マンフロット410」だ! |
イタリア・マンフロット社の製品で三軸粗動・微動機能付き。問題は結構いいお値段だったことです。
しかし、カメラ店のセールで思いのほか安く販売されていたので思い切って購入しました。まぁ三脚ごと
動かせばすむといえばすむ話なんで贅沢な買い物かとは思ったのですが(^^;)。
自重1.2Kg。耐加重6Kg。カメラ側は3/8インチネジと1/4インチネジの両方が付いていますが、三脚側は3/8インチ
ネジがきってあるので、国内メーカでは一般的な1/4インチネジへの変換アダプタ(\200程度)が別途必要になるかもしれません。
これですぐさま素晴らしい撮影ができる!というわけでもないのですが、拡大撮影には正確なセッティングが不可欠なので
便利になったことは間違いないでしょう。
で試したのが月齢15.2の月です。今は満月なので淡い星団・星雲の撮影には不向きです。今後にご期待ください(笑)。
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