PasocomMiniについて

ただ懐古するだけのはずだったこのページ、なんと令和の時代の製品を扱うことになった模様？

PasocomMiniとは

PasocomMini（パソコンミニ）とは、往年の名機を現代のハードウェア・ソフトウェアで復刻するもので、以下のモデルが発売されました（現在はいずれも終売）。

PC-8001はPC-8801にも「N-BASICモード」として継承されたため、88サイドからは縁遠い存在ではありません（ただ、PasocomMini版はPCG8100相当（PCG・サウンド）の機能も含まれているため、この部分は非互換となります）。

ところが2024年5月になり、PasocomMini PC-8801mkIISR の発表が行われたのです。

同年8月8日（88の日？）、もう少し詳しい情報が発表されました。

現時点でこのサイトで役に立つ情報はあまりありませんが、PC-8001/8801のモードスイッチは役に立つかもしれません。

気になるスペックを個人的にまとめました。

実機の88SRと同様のスペック。μPD780C-1(Z80A) 4MHz相当。サウンドボードII(OPNA)搭載相当だが、増設RAM・JIS第二水準漢字ROMなどの搭載はなし。
88SRにも搭載されたN88-BASIC Verion 2.0が含まれ、プログラミングを行うことができる。BASICコマンドのリファレンスをオーバーレイ表示で参照することも可能。
実機同様縦置き・横置きに対応。ミニチュアフロッピーディスクは実機同様挿入／取り出し可能。
他のアプリケーションで作成したディスクイメージ（D88などのことと思われる）の読み込みは未対応。
BASICプログラムは、テキストファイルのインポートが可能（SDカードスロット経由か？）
マイコンソフト（電波新聞社で市販されたソフトウェア）を10本以上収録予定、SDカードスロットからソフトウェアの追加も可能。
「専用キーボード」と「専用モニター」が同時発売予定。