芸風社世間話(PC事情その3)
芸風社PC7号機はAMDのCPUで製作。でも相性問題があったのかも...
CS放送 “WEEKLY CPU NEWS” で洗脳されて “AMD” |
芸風社PC7号機はAMDのCPUで。 |
2002年2月に柳家小満ん師匠宅に7号機を納めるため、代わりのPCとして7号機を計画したわけですが、こんどはAMDのCPUで作ってみようと思いました。 これまでは、intelのCPUで製作してきましたが、それというのは2号機製作のきっかけが1号機のトラブルで、やむなく、急遽というものでしたからパフォーマンスではイマイチでも安定感があり安価なceleronでまづ作りました。そしてceleronをpentiumVに換えたら余ったCeleronでもう1台、celeron667をceleron800に換えれば余った667でもう1台というわけで、まさにintelが増殖していったのでした。 昨年の10月からCS放送のコンピュータ・チャンネルで始まった「ウイークリー・CPU・ニュース」という番組はAMD中心の情報番組で、当初2人娘でやっておりましたが、今年にはいってキャスターが3人娘に変わってにぎやかになり、またこれが可愛いので毎週かかさずみておりますが、AMDの情報ばかり見たり聞いたりしておりますうちに、だんだんと「AMDで作らなくては」という気持ちになってまいりました。 そして、現在のメイン・マシンの2号機はpentiumVとWindows2000の組み合わせで安定しまくっておりますので、今度はDuronで安価なのに速くてゲームも快適なマシンを作ってみようかな。という気持ちになってまいりました。 |
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まずはパーツ選び スイッチはパックマン! |
パーツ選びは楽しいものですが、安物買いの私としてはAMD系のマザーボードは安物の選択肢があまりないので敬遠しておりました。しかし今回は「CPU・NEWS」でECS・K7S5Aがなかなかのパフォーマンスでしかも実勢価格9千円前後ということなので、これを使おうと決めました。CPUはDuronの1GHz(Morgan)が9千円を切っていますのでこれにして、ケースを買えばあとは手持ちのパーツで、という具合にまとまりました。 ところがご近所のPC屋さんを回って見ましたが、Duronの1万円前後のものはみな売り切れ状態。K7S5Aも品切れでした。 しばらく様子をみておりましたが2週間以上同じ状態ですし、秋葉原まで行ける予定はたたないし...。 結局、マザーボードは値段が同じくらいの「Iwill:KA266」に、CPUは値段の安さで「Duron900MHz(Spiritfire)6,500円」になりました。CPUは後で余裕ができたら「Athion]にすればいいし、Iwill:KA266はDDRメモリしか使えないけど、これもいずれ使うものだし良しとしよう、などと思って。 ケースはなかなかこれはというものがなく、奇をてらわないシンプルなデザインで安っぽさの少ないもの。なかなかありませんでした。 ようやく見つけたミドルケース(6,500円)はシンプルな四角いケースだけど角が取れているという、まるで私のためにあるようなケースで、同色の電源スイッチがパックマンの形をしているのも嬉しい。 |
組み立ててみたら (この組合せはマズイのかも) |
ひととおりパーツが揃ったところで、組み立てました。ケースに余裕があるためとてもスムーズに作業が出来て、あっけなく出来上がり。 すぐモニタにつないで電源ON。(ちょっとドキドキ) まず、グラフィック・カードの名前がでて、次にCPUの認識があって、つぎにメモリのチェックがあって、次にIDEの項目が出るはずですが、出ません。(ガ〜ン) 通常なら例えばCDドライブやHDドライブを認識できなくても(たとえ繋いでなくても)“NON”と表示されて先に進むのですが、止まってしまいました。 この時点でまだ7号機が手元にありましたので、動作の確認できているFDドライブを付け替えたりしましたがダメでした。このときマザーボード上では動作状態を示すランプはグリーン(マザーボード自体には問題なさそう)、Beep音が長1回短1回というものでマニュアルの説明では「BIOSのベース部分に異常あり/PCB CMOS配線部の問題」とのこと。 マザーボードを購入したサトームセンにTEL.しますと「検証しますので持ってきてください」とのこと。 ひょっとしたら簡単に問題解決かも。やっぱりダメで交換とか。などと邪まな思いもあってさっそく持参。預けて帰る。 2日後に電話があり「マザーボードに異常はありません。WindowsのインストールまでやってみましたがOKです」とのこと。 「じゃあ私の組み方が悪かったんですね」などといって、すごすごと持ち帰ってきましたがチョット気持ちがグレーに。 なお悪いことに、その時ショーウインドウを見ますと、「K7S5A」も「Duron1GHz」も在庫ありになっているじゃありませんか。 家に持ち帰って、注意深く組み立ててみましたが結果はやはり同じでした。マザーボードは検証済みですし、他のものはそれぞれにOKなわけですから、ケッキョク、電源との相性なのでしょうか。 ケースを変えれば良いのでしょうか? |
ケッキョク K7S5Aが7号機 KA266は8号機? 手前は2号機、奥が新作7号機 上にビデオデッキが乗っている。 |
2月26日、私は秋葉原へ行きました。 インターネットをADSLにしたために不要になったヤマハのルータRT52@を売却するためです。 まずツクモeXに持ち込んで見て貰うと「本来5,000円で買い取れるのですが、附属のモジュラー・コードが3本とも欠品しているので1,200円差し引いて3,800円です」とのことでしたがOKすると「動作の検証をするので30分ほど時間を下さい」とのことでしたので、店内を散策して時間をつぶそうと思いましてマザーボードの売り場に行きますと「ECS:K7S5A」が8,980円で箱を積み上げて売っておりました。 で、ケッキョク買ってしまいました。 帰って早速、K7S5Aに組みなおして、電源をONにしますと何事も無く起動したのでした。バンザイ。 その晩のうちにWindowsMeをインストールして、翌晩にはSCSIカード、ビデオ・キャプチャー・カードを取り付け各ドライバーもインストールして(LANはオンボード)、7号機は完成してしまったのでした。 こうなるとマヌケなのは残ったKA266マザーボードですが、ダイジョブ?なことは分かっているのですから「8号機用だ」とムリヤリ納得したのでした。 そして、3月11日意を決して「AthlonXP1700+」(1.47GHz)を購入。芸風社最速マシンが出来ました。 初めての1GHz超マシン。やはり、うれしい。 |
余談(まとめ) |
◎2002年になるとメモリの価格が高騰した。 2001年12月に1,600円ほどだった128MB・SDRAMバルクメモリーが2002年2月には3倍の4,800円ほどになってしまい販売店に「バルクメモリーの価格がリテール品より高くなってしまいましたのでしばらく入荷をみあわせます」と張り紙がでる始末です。 ※12月のうちに沢山買いこんでおけばよかった。お金はなかったけど。 ◎「AthlonXP1700+」と「AthlonXP1600+」の価格差は600円。 2002年3月11日現在、AthlonXP1600+が16,200円、XP1700+が16,800円でした。その上はXP1800もAthlonMP1500も2万円以上してますから、今の時点でコストパフォーマンスはとても良だったのではと思っています。 ◎OSはクリーン・インストール アーキテクチャの異なるCPUに換装した場合は、OSをクリーン・インストールせよ。とDOS/Vマガジン2.15号で読んだばかりでしたので、今のところ一通り試して何の不具合も出てないのですが、やはりやるなら今のうち、ということで3月12日、ハード・ディスクをフォーマットのうえWindows MEのクリーン・インストールを実行しました。 ◎速くなった実感は 「あります」 |
「8号機のMBはケッキョクGIGA-BYTE製だった」につづく |
「件名」は具体的に |
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