お気に入り 益子焼のコーヒー茶碗

益子焼のコーヒー茶碗

益子焼は関東ではお馴染みの焼き物です。店長は陶磁器好きのカミさんのお供をして時々益子に行くようになりました。
中心部にある共販センターなど観光バスの来るところは普段でも大賑わいですが、通りに沿って歩けば陶器店が何軒も並んでいます。そして、概して静かな街をゆっくりと陶器を物色散歩することはなかなか気持ちも落ち着いて良いものです。

この益子は、春と秋の陶器市が有名で、春は4月末から5月のゴールデン・ウィークにかけて、秋は11月3日の前後に開催されます。
この陶器市のときは安く買えるということもありますが、メインストリートをはさんで延々とテントが並ぶ会場は見ごたえ十分ですし、特にこの年2回の焼き物市には小さな窯元もテントを張って出店しますので、普段の時期にお店に行ってもみられないものが沢山見られるのです。
陶器市の会期中は大賑わいでたいへん混雑していますが、やはりそれだけのことはあって、結局毎年のように行くようになりました。

店長はコーヒーが大好きでよく飲みますので、自然にコーヒー茶碗の手ごろなものを見つけると買ってくるようになりました。値段も手ごろなものが多いしね。
店長が益子焼を好きなのは、普通の良さというのか、俗の良さというのか、あまりもったいぶっていないところです。デリケート過ぎて扱いに注意がいるとか、貧乏性の店長がビビる程高価で、なかなかもったいなくて使えない。ということがありません。

もちろん、益子焼にも高価なものは沢山ありまして、市にも沢山出品されますが、そうでない、比較的安価なものの中にも良いものが沢山あるというのが益子焼の良いところだと思います。
是非一度見に行かれることをお勧めいたします。

では、店長が市で求めまして特に気に入ったものを紹介いたします。

 高橋窯
デミタスのコーヒー茶碗

この年の益子陶器市ではじめて高橋窯のテントを訪れて、一目見たなり「これだ!」と思って買い求めました。
高橋窯と隣り合わせの西村窯もやはりお気に入りですが、この2軒は毎回同じ場所に隣り合わせでテントが有りますので、市に行くと毎回覗くようになりました。
 高橋窯

コーヒーを飲むときに茶碗からのインフォメーションは取っ手の握りごこち、重さ、形状からくる安定感、口に当たる箇所の厚さやカーブ、温度などでしょうか。
どこが良いのか分かりませんが、この茶碗で飲むコーヒーは美味しいのです。
不思議ですが本当です。店長の宝物のひとつです。
こういうものの良さは単純に価格ではないことを教わりました。
西村窯

店長の使用頻度が一番多い茶碗。
シンプルなデザインで気軽に使える感じがあるし、大柄で安定感があって仕事場で使っても安心。だから、一番多く使ってしまう。普段着のような茶碗。
コーヒー、紅茶からミルクまで。
西村窯

写真では分かり難いのですが、西村窯のコーヒー茶碗は高橋窯に比べると概してチョット大ぶり。これは厚みもありシンプルなスタイルで安心感が有り、このようなデリケートな柄でも弱々しくありません。色の調子が素晴らしい。 

※2003年春はカミさんの怪我治療中のため行けませんでした。


高橋窯コレクション

2001年以前
2002年春
2002年秋
2003年秋

下の西村窯と同じ、店長の好みにピッタリ。西村窯とともに、それぞれ独自の世界を持っているのだと思います。
共販センターの道路を隔てた向かいの広場にテントがあります。

西村窯コレクション

2001年以前
2002年秋
2003年秋

上の高橋窯と隣り合わせの西村窯。今では市に行く目的になってしまいました。
毎年お気に入りが増えてしまいます。
どろんこ工房

2002年秋
カミさんが気に入った「どろんこ工房」。この器もチョット大ぶりだが、西村窯のものと比べて直径が大きい。普段用になんでも飲める。コーヒーもミルクもこれで。

中央のトイレの道路を隔てた向かいのあたり。

田中窯
2003年秋へ


独特の色合いが目を引いた。

中央トイレの隣に毎年出ているそうです。

川島いずみ さん
2003年秋へ


思わず買ってしまったウチワエビ。

駅方面から共販センターをチョイ過ぎて右側奥。


1年に2度 お目当てに会える 陶器市(「タナバタ」よりは1回多い)
高橋窯・西村窯は年2回の陶器市で
益子焼陶器市カンタンなマップ
と益子へのリンク
会場スナップ写真
益子に行くには
 と

帰り道のお楽しみ
笠間稲荷のイナリ寿司



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